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もはや、贋作ショッピングモール【 大塚国際美術館 】

ミナサマ、ハロー!
美術館には積極的に行く、kunikoです。

最近ミナサマ足を運んだりしますか?

kunikoは絵画を見に行けるような所に赴くことが好きです。旅行を計画する際に、その県にある美術館を調べてからプランを組んだりもします。
その中で、昔っからどうしても行きたい美術館がありました。

それは、徳島県と淡路島の間にある、大塚国際美術館です。
日本で一番高い入場料の美術館になります。

通称、「 贋作美術館 」とも言われています。贋作?と聞くとなんでわざわざ?と疑問が浮かび上がるかと思うのですが、ちゃんと意味のある美術館になります。

「大塚国際美術館」は、大塚グループが創立75周年記念事業として徳島県鳴門市に設立した日本最大級の常設展示スペース(延床面積29,412㎡)を有する「 陶板名画美術館 」です。

館内には、6名の選定委員によって厳選された古代壁画から、世界26ヶ国、190余の美術館が所蔵する現代絵画まで至宝の西洋名画1,000余点を大塚オーミ陶業株式会社の特殊技術によってオリジナル作品と同じ大きさに複製しています。それらは美術書や教科書と違い、原画が持つ本来の美術的価値を真に味わうことができ、日本に居ながらにして世界の美術館が体験できます。 

また、元来オリジナル作品は近年の環境汚染や地震、火災などからの退色劣化を免れないものですが、陶板名画は約2,000年以上にわたってそのままの色と姿で残るので、これからの文化財の記録保存のあり方に大いに貢献するものです。門外不出の「ゲルニカ」をはじめ戦争で散逸していたエル・ グレコの壇衝画の衝立復元など画期的な試みもなされ、1,000余点の検品のために、ピカソの子息や各国の美術館館長、館員の方々が来日されたおりには美術館や作品に対して大きな賛同、賛辞を頂きました。このように「大塚国際美術館」は、技術はもとより構想においても世界初のそして唯一の美術館といえます。

大塚国際美術館館長 大塚一郎

出典:大塚国際美術館 コンセプト

つまり、本物ではないものの、劣化しない状態で作品を保管し続けることができるという、なんとも画期的な美術館です。

そんな美術館に行ってきたんですよ、ただですね。

思った10000倍くらいデカかったんですよ、ホントに。

地方のショッピングモールぐらい広くて、本気で全部見ようとすると、1日では本っっっっっっとうに無理ですね!!!!

ナメた時間配分で行ってしまったので、本当に足りなかったです。。。
写真見返して、自分達が楽しそうだったり、気に入って2ショット撮った作品写真を載せていこうかと!

もう、全部乗っけようと思うと、一生この記事書けないですね…

1ヶ月前に行ったのでもう記憶が曖昧ですが…
レッツゴー!

01.

システィーナ礼拝堂

はい、ど迫力すぎてびびる。これも贋作です。
ここに飾られている作品は、全て原寸サイズになるので、礼拝をまんまここに持ってきたと言っても過言ではないですね。

背景に写真を撮ると、かなりの迫力。
美術館LOOKできた友人が映え映えでした。

キャプ翼レパートリー集めてます

ダサいポージングでもいい感じです。ちなみにこのポージングの写真は何枚もこのメンバーで撮っているのでたくさんあります。笑

そしてここ!いつかの紅白で、米津玄師が「 Lemon 」を披露した場所なんです。なので…

まさかのLemonの陶板が!!!!!!
嬉しすぎて2ショット。ってか、こんなにデカく飾ってくれるんだ嬉しい。推しのイラストに出会うことができて棚ぼたハッピーでした!

02.

聖ニコラウス・オルファノス聖堂

建物の大きさまでも再現された展示物もちらほら…まず、原寸サイズということもあってかなりの迫力。

秘儀の間

赤色などもかなり鮮明に表現されていました。絵画で真っ赤の背景ってあまりみないので、ドキドキしました。。。ポンペイ遺跡にある作品らしい、かっこいい。。。

昔の作品になればなるほど、風化した作品が多いので、風化具合もリアルに再現されています。

自分より馬鹿でかい作品が所狭しと飾られています。

もはや床まで、いや、ジャケ写かよ。

この辺りは古代の作品がてんこ盛りでした。

03.

この作品たちは、外に配置されていました。

貝殻のヴィーナス

贋作ということもあったり、陶板ということもあるので、外に飾られている作品もありました。しかも本当にでかい。

薄暗い洞窟内の壁画も。ドラマティックな写真も撮れます。顔は隠れていますが、ハマナプトラみたいな雰囲気の顔作って写真に取られてました彼女ら。笑

ご機嫌な私と友人ですね。もはやこんないい背景でどんなポーズ撮ればええねんと言った具合のチョけたアラサーです。コスプレイヤーの撮影場所としても大活躍しそうな場所でした。

余談ですが、この時まで元気なんで、すごいご機嫌顔ですね。うん。
※ちなみに、友人の1人はじっくりと絵画を見ていたので、3対1の別行動してました。なかなかないよね、そんなこと。

04.

陶板にプリントされているだけかと思いきや、モザイクタイルの作品は、遠目からタイルに見えるように表面をボコボコに仕上げていました。光が当たると本物に見える。。

でかい作品になると、陶板のサイズがあるようで切れ込みが入りますが、ご愛嬌ですよね。その部分が劣化すればまたハメ変えることができるし、本当に画期的な掲出方法です。

しかもここの陶板の素材、鳴門海峡の白砂に着目して製作されたらしい。地元の貢献にも役立てているのは、憎いですよね〜

少し話はそれますが、ゴッホアライブ展とは違った本物を飾らない手法で、常設展が一番広い美術館作るのってかなりすごいことしてますよね。

05.

やっと次の階へと足を運びました。謎のフォトスペースがあったのでパシャリ。

ちなみに、大塚美術館、5階建てです。

もう一度言います。

5階建てです。( あとはわかりましたね?

最後の晩餐

この辺りから、有名作品がちらほら出てきます。イエスの最後の晩餐ですね。これ、復元前と復元後、どちらも展示されていました。こちらは復元前の贋作になります。

モナ・リザ

こんな至近距離で撮影できます。しかも、この絵、触っても怒られません。ペタペタしても問題なしです。

美術館に珍しい、作品を見守るスタッフさんが立っていないので、かなり新鮮でした。

真珠の耳飾りの少女

美人が多いエリアでしたね。意外とこの絵画小さくて驚きました。

睡蓮

一番嬉しかたのこれ!!
モネの睡蓮が、現地と同じような形で再現されていました!

見渡す限りの睡蓮、これを見に来るためだけにきても本当に価値があります。

05.

カーネーション、リリー、リリー、ローズ

他にも、マネやらルノワールやらゴッホやらダリやらゴヤやら…
マッジで後半戦有名画家オンパレードになるので、見て回るの相当苦労しました…

とりあえず知ってて好きだわ!って絵画と写真撮るのが精一杯でした。し、時間も差し迫っていたので帰らないとという時間帯でしたが。

あまりにも情報量が多すぎて、栄養が欠如。

考えても見てくださいよ、これまでの人類で有名になった作品のみが日本で一番広い空間に集結してるわけですよ。もう、情報追いきれないぐらいの迫力感でした…

帰る前に、栄養を取らないと運転ができないと思い、カフェにてケーキを食べました。本当に、この時食べたブラックスワンマフィンの味、忘れない。。。

みなさんも、四国の旅、もしくは淡路島に行かれる際、足を運んでみてはいかがでしょうか。

もし、全部見にいく!制覇する!というのであれば、時間にゆとりを持って、ドリンクや栄養補給の何かを持参して、臨んでいただくのがいいかもしれません。

皆様が疲れずに楽しめますように…

それではまた!

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