エッセー「"忍者部隊月光"の想い出」
小学生の頃、毎週(確か木曜日の夜7時、フジテレビだったような気がする)欠かさず観ていたのが「忍者部隊月光」である。
当時、日本全国の男子小学生は放課後には背中にプラスチック製の刀を背負い、近所の空き地で「忍者部隊ごっこ」に興じていた。
忍者部隊のメンバーが敵の弾幕を突破する時、スズキのバイクに腹ばいになって乗るのが超カッコよくて、自転車で真似をしてコケた。
余談だが、「腹ばいライディング」は1950年代から60年代初頭に出現した「カミナリ族」(今でいう暴走族)が検問突破の際に使う特攻テクニックだったらしい。
今は無き伝説の遊園地「二子玉川園」実演(ショー)を観た時、忍者部隊の紅一点 "三日月 " に大人の女性の色香を感じて興奮したことを憶えている。
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