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読書ノスヽメ

 noteを始めて1年半を経過しましたが、毎週書くようになってからは、「週末note」と題して、バリュー・リノベーションズ・さの(VRS)のHPやSNSで発信しているわけですけど・・・ご存知ですか・・・( ´ノω`)ヒソヒソ

しっ、知らないーーー!?

 実はアップしていますので、またnoteを読んでいただいたら、HPやSNSにも「いいね」とか「スキ」とかしてくださいよ~
 あまり反応がないと、打ち切りになっちゃいますので、よろしくお願いします<(_ _)>💦
 念のため、SNSとHPのQRコードを載せた画像を貼り付けときますねw

VRSのSNSサイト

 まあ、今年も早いもので、あと10日少しになりましたよね~ 次回のnoteが年内最後のnote(書ければですがw)になりますので、よろしくお願いしますよ~
 毎週書かせていただいているnoteですが、実は参考にした本をご紹介させていただいているのご存知ですか?

実はこのあたりにあるんですよ~

前回のnoteで本の紹介している箇所

 実は、結構本を読ませていただいていて、年間100冊・・・は読めていませんが、週に1~2冊のペースで読ませていただいています。
 いま読んでいる本は、忙しかったのと、結構文字数があったりして2週間目に突入してしまいましたが💦
 いらない情報を報告してしまいましたが、今回は、読書をテーマに書かせていただきますね~

本(イメージ)

◆読書力が低下している?

 経済協力開発機構(OECD)が2019年12月3日に発表した国際的な学習到達度調査「PISA2018」の結果によりますと、日本の「読解力」は、参加国・地域の中で15位だそうで、調査開始以来過去最低となったそうです。
 この”PISA”は、”Programme for International Student Assessment”の略で、79か国(地域)の15歳を対象に、読解力、数学的リテラシー、科学的リテラシーの三分野の学習到達度を調査するものとなっています。
 ですので、読解力だけではなく、数学や科学といった分野も対象となるわけですが、PISAの調査開始以来、読解力が過去最低になったそうです。
  読解力の設問は、①情報を取り出す設問、②理解する設問、③評価し、熟考する設問、に分類されるそうで、日本の子どもが特に悪かったのが③の設問なんだそうです。
 ③の設問は、「このような文で終わるのは適切だと思いますか」「どちらに賛成しますか」「適切ですか、適切でないですか」「理由は」「あなたは原因を何だと思いますか」といった取り上げられている事柄を多面的に評価したり批判したりすることを求める設問だそうです。

読解力の平均点の国際比較(画像をクリックすると出典元のデータがご覧になれます)

 ただ、2018年から読解力の定義が変更になっているそうで、そのことも低下した原因ではないかと言われています。

 読解力は、2009 年から 2015 年調査まで用いられた定義が次のように変更されている。(中略)また信ぴょう性や著者の視点を検討する能力を把握するため,テキストを「評価する」という用語を追加した。
・自らの目標を達成し,自らの知識と可能性を発達させ,社会に参加するために,書かれた テキストを理解し,利用し,評価し,熟考し,これに取り組むこと(取り消し線: PISA2015 から削除された部分,太字:PISA2018 で新たに加えられた部分)。

「OECD 生徒の学習到達度調査(PISA)~ 2018 年調査国際結果の要約~」
(文部科学省国立教育政策研究所・令和元(2019)年 12 月)より引用

◆IT化が進むことで、読書は必要なくなるか?

 いまやDX(デジタルトランスフォーメーション)と言う言葉が出てくるほど、日進月歩でIT技術が進んでいます。
 その恩恵もあり、本屋さんに行かなくても、アプリで本を自宅までもってきてくれるだけでなく、アプリで本が読める時代になりました。
 今では、有料サービスで本を朗読してくれるアプリも出てくるなど、目で文字を追わなくても本が読める(?)環境になっています。
 そんなことしなくても、本が映像化されて、本を見なくても、言葉の意味も知らなくても、本の内容がわかる世の中になってきています。
 そんな時代になってきています。

しかし、

読書をしなくても、的確な情報が得られる時代になるのでしょうか?

残念ながら、そうはなりません。

なぜなら

IT技術が進化しても情報を的確に受け止める能力がつちかえないどころか、IT技術をあやつるためのプログラムを組み立てるのに、さらに読解力が必要となってきます。

 読書量の減少が、読解力を高める日常的な「トレーニング」の機会が減少させ、情報をとらえる能力を低下させている一因につながっているという指摘もあります。
 加えて、学校教育において、情報を捉える教育がされていないことも指摘されていて、2017年・18年の学習指導要領の国語では、文章や作品を「批判的に読む」要素を重視すべきことが明記されたくらいです。
 このことが何を意味するかということですが、その大きな意味として、とある国の大統領の演説で一躍いちやく有名になった「フェイスニュース」に代表されるように、出回る情報の質や信ぴょう性にばらつきがあり、どの情報を信じるかと言った能力が必要となるからです。

某国の元大統領(イメージ)

 読書を習慣化することで、次の効果があると言われています。

①情報収集能力が高まる

 情報があふれる社会では、スピーディに正確な情報に収集し、そこから何が言えるのかを解釈し、さらには自分はどうするべきかを考えるだけでなく、質の低い情報をどんどん捨てていくスキルが必要となります。こういうスキルは、業務を効率的かつ生産性高く進めていくのに重要です。

②相手の伝えたいことやニーズを的確に理解できる

 社会生活において、他の人との良好なコミュニケーションをとることを避けては通れません。読解力があると、資料や報告書を読む際に素早く要点を把握できるようになり、打ち合わせや会議において相手が伝えたいことを的確に理解できるようになるだけでなく、どのように伝えれば相手が理解しやすいかも分かるので、説得力を持って話することができるようになり、仕事がはかどったりするのです。

③いろいろな話題に対応できるようになる

 テレビやネットから流れるニュースや情報番組などは、個人的な嗜好しこうにより、情報が取捨選択されたりするので、情報がかなり限定的になったりしますが、読書をすることで、いままで知らなかった世界に触れることができ、読書で得た知識は、際限なく広がってくるわけです。

 このほかにもいろいろと効果がありますので、ネットで「読書 効果」と入力して検索してみてください。

◆読書を習慣化するには

 とは言うものの、今まで読書の習慣がない人がいきなり本を読むということになると、なかなか一筋縄ひとすじなわではいきませんよね。
 他のサイトで紹介されていた方法を上げさせていただきますね。

①読みやすいものから読む

 分量的に少ないもののや、内容が易しくて分かりやすい本から読んでみる。

②興味のある分野の本を選ぶ

 興味のある内容や、気になる内容であれば、苦にならずに集中して文を追うことができます。

③好きな場所や時間を見つける

 読書をする環境が整っている場所や、自分が読書をしやすい時間帯を選んでするのもいいかもしれませんね。

④無理をしない

 なんでもそうですが「続ける」ことが大事なので、ノルマで読書を続けても嫌気がさすだけです。無理をしないことが大事ですよね。

⑤本を持ち歩く

 スキマ時間や読書がしやすい環境の場所を見つけたら、本を読むという習慣づけも必要だと思いますので、常に本を持ち歩きましょう。

 こちらは、次のサイトから抜粋したもので、このほかのやり方も書いていますので、またご覧ください。

◆読書はイメージを膨らませること

 一冊に何万文字もある本を読み続けることは非常に大変な作業です。また、本の内容も知らずに(当たり前ですがw)買って読むわけですから、時には自分に合わない本もあったりします。
 ですので、本を買ったからと言って一文字一文字丁寧に読む必要もなく、必要な箇所とそうでない箇所を見つけて、必要でないところは飛ばして読むとか、ある人によれば、興味のあるところだけ読めとかいう人もいてるくらいですので、ストーリー性のある小説なんかには使えませんが、ビジネス書やマナー本、ハウツー本なんかはそんな感じでいいのではとか思います。
 あと重要なのは、本に書かれている文字から、自分事じぶんごとと置き換えてイメージできるかです。
 このことが読解力のスキル向上に一役買ったりしますので、本を読むときはイメージを膨らませて読んでみると、楽しく本が読むことができるかもしれませんよ~

本を読んで想像力を広げる(イメージ)

◆音声や映像による読書は有効か

 一時いっとき、ClubHouseやVoicyと言った音声で配信するSNSも流行したところですが、読書アプリでも音声で読み上げるのも出てきています。
 確かに、本を開かずに耳から入るとなると、手が使えない時とか、電車の中で音楽鑑賞代わりに聞けるとメリットだらけのような気がしますが、個人的には否定的な意見を持っています。
 と言うのは、読書アプリでは、プロの声優たちが読み上げるので、イントネーションの違いや活舌かつぜつの悪さなどはないとは思いますが、素人が読み上げると目も当てられないほどの悲惨な状況になるだけでなく、漢字から見て大体の意味がイメージできますが、聞き取りでは文字がイメージできないと、言っている意味が分からないと思います。
 加えて、音声は、よほど興味のある分野であればともかく、とかく聞き流してしまいやすい傾向にあり、そこまで読書の効果が得られないのではと思ったりもします。

音声SNS(イメージ)

 映像については、読書から膨らむイメージが、映像を見ることによって、その機会を奪われ、読書の効果が生まれないと思いますね。
 やはり、文字を追う読書が、読む人のイメージを膨らませ、わからない言葉も、その言葉から膨らむイメージを生み出していく、そんな効果があると考えています!
 アナログではありますが紙媒体、もしくは文字で読めるアプリを使って読書をすることで、自分のイメージがふくらみ、想像力を豊かにする一助いちじょになると考えています。

イメージしている様子

◆バリュー・ライブラリー

 結構長くなってしましたが、読書って結局のところ、読む人のイメージと、その人の感性で解釈したらいいのではと思ってます。
 さて、なぜVRSで読書をテーマにしたnoteを書いたかと申しますと、VRSが物件探しと不動産オーナーさんとの調整に関わらせていただいた空き店舗で、泉佐野市が「まちライブラリー」を整備して、来年4月からオープンすることになったからです。
 こうした背景には、泉佐野市の読書冊数が大阪府平均より2冊程度少ないということから、9月議会で「泉佐野市民の心と知識を豊かにする読書活動推進条例」が可決され、11月から施行され、その一環として施設を整備することになりました。

 VRSの取組を評価していただき物件探しや調整の依頼を受けたことや、やはりこうしたまちに根差す取り組みを応援していきたいな~という気持ちもあり、来年1月21日(金)から、「Value Library(バリュー・ライブラリー)~素敵な本と暮らすまちを語らうコミュニティ~」と題し、週末前の金曜日の夜に、毎回一冊の本を紹介し、その本と自分の暮らすまちについて、参加者同士が語り合い、楽しいひと時を過ごそうというイベントを開催することになりました。

 VRSとしては、かなりゆるめなイベントですが、週末前の金曜日だからこそ、豊かな気持ちで週末を迎えていただけたらなと思っていますので、オンライン・リアルどちらでも結構ですのでご参加いただき、自分の暮らすまちと素敵な本について語り合いませんか!

バリュー・ライブラリー(チラシ表)
バリュー・ライブラリー(チラシ裏)

 最後に告知です。有料note「シン・ビジネス」最新号も配信しましたので、そちらもご覧ください。

 次回で今年最後のnoteを配信させていただきます(予定ですw)が、内容は・・・ヒ・ミ・ツですw
 もしかするとこれが今年最後のnoteになるかもしれませんが、できるだけ配信できるように頑張っていきます!
 それではまた👋


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