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100日後に死ぬワニ

 このタイトルをご覧になられて、ご存知の方も多いかと思いますが、昨年TwitterやInstagramなどで公開されていた、きくちゆうきさんが書かれた4コマ漫画です。主人公は、映画鑑賞とゲームが趣味で、心優しく、異性に告白できないほどの恥ずかしがり屋のワニくんです。この漫画が5月下旬に映画化されるそうですね。1年経ってもまだまだ根強い人気で、流行り廃(すた)りが目まぐるしく移り変わるこのご時世で、すごいですよね!

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 主人公ワニくんは、自らの人生の終わりを知らずに、日々過ごしていましたが、人生の終わりは、いつなんどき訪れるかわからないということを改めて思い知らされる作品だと思います。たぶん、ワニくんももっとやりたいこともあったかと思いますが、突然の終わりにさぞかし悔しさもあったんだろうなと感じました。

 なぜ今回はこのタイトルにしたかと申しますと、「今」を大事にしなければ、いつ終わりが来るかわからない、終わりが来てからだと、やりたいことができず、そのやりたいことができないため、自責の念に駆られてしまわないように、自分たちの活動への警鐘も兼ねて書かせていただきます。

はじめの一歩を踏み出そう

 以前のnoteに、このタイトルで書かせていただいたことがありますので、またご覧くださいね。

 このnoteのテーマは、「小商い」を通じて、できないことを集めて諦めるのではなく、自分のできることから小さく、そして楽しくはじめてみましょうという思いでかかせていただきました。

 この時に紹介させていただきました、バリュー・リノベーションズ・さの(VRS)初となる自主企画・運営のワークショップ「なりわいテーブル」を受講していただいた方々が、5回のカリキュラムを修了され、その中の半数近くは「SHARE BASE つむぎや」に出店をしていただくことになりました。

 今でも、出店前の不安や、出店に当たり課題なども抱えている人も多いのですが、VRSとして誠心誠意に対応させていただき、ちょっとずつ前に進んでいるのが目に見えてわかります。

 しかも、出店していただいているみなさんは、準備の時から本当にイキイキした表情で、つむぎやができる前とできた後では、手前味噌かもしれませんが、まちが元気になってきたような感じがします。

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 人が集い、人が笑顔になると、まちも元気になってくるんだなあと改めて感じました。

机上の論理との闘い

 こうした取組も理解していただける人もおれば、理解していただけない人も当然いるわけでして、特に、現場も見らずに机上の論理を押し付けようとする人もいてます。特に役所関係の人たちには、こういう活動を理解していただいていないのではないかな~と思いますね。

 役所って、補助金などのお金を渡して、それでまちが活性化すると勝手に思い込んでいる人が多く、それで結果が出ない場合は、「やり方が悪い」や「結果がでなければ補助金をカットする」とか言ってくるわけです。

 まあ、補助金に頼るほうも、もちろん悪いんですが(笑)💦

 まちが活気づくために必要なのは、まともな旗振り役と、その盛り上げに一役買って出てくれるプレイヤーなんですが、どうも役所は、お金を出せば、人を出さなくても解決すると思いがちですね・・・

 まあそんな役人を頼りにするほうも問題があるのですけどねww

 以前のnoteにも書かせていただいたんですが、まちに必要なのは、机上の理論だけのコンサルや役人ではなく、まちを動かす覚悟のあるプレイヤーなのです。

 VRSが活動している泉佐野市でも何人かは、まちを動かそうと真剣に考えてくれている人もいますが、まだまだ旧態依然の”公務員”スタイルの人も多いですね。

これからのまちづくり

 人口減少化、少子高齢化の社会に向かっている今日、地方都市では都市部へ人口が流出が止まらず、そのことで若者も減少し、高齢化率が上昇してきています。(表をクリックしますとデータに移動します)

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 地域の魅力を知ってもらい、そこに住んでいただくためには、何が必要なんでしょうか。都会にあるような高層ビルでしょうか? それとも新幹線やリニアモーターカー、空港などの交通利便性でしょうか?

 真の正解はわかりませんが、一つ言えるのは、その地域ならではの魅力を知っていただくことが大事だと思います。

そのためには何をすべきでしょうか。

 それは地域との対話だと考えます。地域の持つ魅力は、地域の資源もありますが、その地域に愛着を持っている人が伝える地域の魅力は本当にわかりやすいですし、行ってみたいと思いますしね。

 VRSもそうした地域の魅力を伝えることができる人材を発掘して、地域の家守人としても、いずれ育成していきたいな~と考えています。

 今は、家守人の育成まではできないかと思いますが、今期は、まちづくりを通じた学生インターンシップの受入と、ローカルで活躍できるクリエイターの育成に着手してみたいと考えていますので、ご興味のある方はぜひご参加いただければと思います。

事業報告会

ローカルクリエイター

VRSのこれまでの活動や、今後の活動についてはこちらをご覧ください。

「100日後に死ぬワニ」にならないために

 「いろいろと幅広く活動をされていますね」と、よく言われますが、確かに限られた人数で活動するには活動量が多いかもしれません。

 しかし、今ならなければ、VRSの限られた活動期限の中で、まちに成果を挙げていくことができなければ、VRSは消滅してしまいます。

 限られた時間の中で成果を挙げていく、それが今期の最大の目標です。VRSが誕生して、もうすぐ2年が経ちますが、ようやくまちの未来を語れるSTAGEに上がる権利をいただきました。

 これからは、まちの未来を現実に変えていく、そのために、「100日後に死ぬワニ」のワニくんにように、やりたいことができずじまいで終わらせたくないのです。

 だから、今できることを取り組んでいるだけなのです。

 VRSのまちづくり活動にご協力いただける方は、こちらをご覧ください。

 またVRSの活動のご支援をいただける方は、メール又はメッセージで教えてください。

皆様の応援よろしくお願いします<(_ _)>





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