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気分をリセットして楽しむ

旅行をたくさんする人ほど旅行を楽しめなくなるらしい。(そういう研究結果があるそうだ)

よほど非凡な場所を訪れない限りは楽しめないのだとか。

極端な例だと、地球上のすべての観光地を訪れたら次は火星でないと満足できないといった具合。


旅行をあまりしない人ほど前日の夜のワクワク感をもち、旅行中に目にする色々なものに感激し、帰ってからも旅先で撮った写真を見ながらニヤニヤしているらしい。(うちの社長)

ただし、旅行慣れしている人も、初めて旅行するように振る舞うと楽しめるそうだ。


ようするに、慣れるほど、人はその物事を楽しめなくなる。

コーヒーについても同じことがいえると思うし、実際にそう感じている。


週に6日はお店でコーヒーを淹れて試飲する。

1日3杯〜6杯分は飲むが、正直なところ、楽しむというよりは仕事としてのチェックだ。

仕事にしているものだから、必然的に飲む量は増える。

お店で扱う全10種ほどのコーヒーにもすっかり慣れてしまった。(そうでないとお店としてどうなんだ、とも思うが)


ただし、純粋にコーヒーを楽しめる2つの場面がある。


ひとつは、これまでに飲んだことのないタイプの新しいコーヒーを淹れたとき。

口当たりとか、香りとか、これまでの自分が味わったことのないタイプ、つまり非凡なコーヒーを口にしたとき。

そういうものはだいたい、「なんだこれは!」とか言いながらグビグビ飲み干してしまう。


もうひとつは、誰かにコーヒーを淹れてもらったとき。

同業者とよく話すことだが、人に淹れてもらったコーヒーは純粋においしく感じる。

新鮮というか、初めてドリップコーヒーを飲んだときを思い出す。

もちろん、誰に淹れてもらうかも影響はある。

好意的な人であればそれも非凡と捉えてもいいかもしれない。


おいしいコーヒーを飲みたいなと思ったとき、ときどきは飲んだことのないものに挑戦してみるのもいいかもしれない。

日頃から自分でコーヒーを淹れている人であれば、誰か親しい人に淹れてもらうとか、お気に入りのお店で淹れてもらうとか。


新鮮な気持ちに立ち返ってみるのも、コーヒーを楽しむ要素のひとつ。


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