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商店街はプロ野球球団

毎月最後の水曜日に開校される「大人の学校」の講義を受けてきた。

今回は柳ヶ瀬商店街でオーダースーツのお店「サツキテーラー」を経営されている水野先生のお話。

自店の経営だけでなく、商店街全体の将来を見据えた話。

昨今、柳ヶ瀬商店街はシャッター通り、寂れた、と揶揄する声はお店でも度々耳にする。
個人的には、質の高い良いお店はたくさんあるし、若い人がリノベーション物件で商売を始めるとかあるのに…(知らない人が多いんだな)、と残念な気持ちになることが多い。
ただ、商店街全体としてはまだまだ寂しい通りもあるし、常に人で溢れているわけではないから、世間の評価はそうなるのだろう。

さて、講義の中で最も共感したのは、商店街をプロ野球球団に例えた話。

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どうすれば球団は強くなるか?
資金力や指導者、有能な選手が欠かせない。
現在の柳ヶ瀬商店街は、資金力がある人や指導者は多いが、プレイヤー(商売をする人)が圧倒的に足りてない。

ではどうすればプレイヤーに来てもらえるか?
それは柳ヶ瀬商店街の人々や、商店街の活性化を願う人々がリクルーター(勧誘者)になること。
岐阜市、柳ヶ瀬で創業するメリットをみんなで伝えていくということが欠かせない。

これからは令和の時代。
柳ヶ瀬全盛期を知らない世代に商店街に来てもらえる仕掛けをして行かなければならない。
そのためにも、柳ヶ瀬商店街に若者が創業するメリットを伝えていくこと。
それが、大手ショッピングモールの飽和によって店舗の個性が失われた今、再びやって来る「商店街の時代」を成功させるための重要な準備になる。
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僕は商店街から少し離れた場所でお店を経営しているが、日々、どうやって自店への集客をするかを考えてきた。

正直なところ、これまで柳ヶ瀬について考えるのは自分の役割ではなく、静観しているポジションだった。(他力本願で恥ずかしいが)

柳ヶ瀬が賑やかになれば、お店同士で互いにお客さんを紹介できるし集客もできる。
なにより、柳ヶ瀬は、岐阜は楽しい場所だと伝え回ることができる。

まずは僕自身が今日から柳ヶ瀬のリクルーターになることが第一歩。
がんばります!

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