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ご機嫌で働くことが進捗へとつながる

今日は良い一日だったと感じるとき、そこには進捗の存在があるそうだ。

進捗とは、ものごとがはかどる(捗る)とか、前進するという意味。

たしかに、新作ブレンドの試作に対して社長のオッケーサインが出た日は進捗があったといえる。

思いつきで急遽レシピや作業工程を変更した結果、納得いくケーキができた日の社長は非常に気分が良さそうだ。

それをそのケーキを出す日に、ぶっつけ本番でやるのだと聞かされる僕は内心ヒヤヒヤで仕方ないのだけど。(失敗したら最悪の場合、今日はケーキありません…となりかねない)


仕事の進捗によってご機嫌になるのか?

ご機嫌で仕事をするから進捗するのか?

どちらが先とも後とも言えないが、進捗とご機嫌には深い関わりがあるのは間違いない。


仕事に感情を持ち込まないのがプロだ、とはよく言われるけれど、現実問題としてそれはかなり難しい。

なぜなら僕たちは感情を伴う人間だもの。みつを。


たとえば、新作ブレンドの試作を社長に献上する際、こんな場面に遭遇することがある。

たった今、紅茶を飲んだからコーヒーの味がよくわからない。

たった今、のど飴を舐めたからコーヒーの味がよくわからない。

試作に自信があればそれだけ、僕のモチベーションは右肩下がりになる。

さすがに毎回ではないものの、もしこういった状況がほぼ毎回であればどうだろう?

そして新作ブレンドを考案せよと指示を出すのが社長であったら?


100万歩譲って、社長が閃いたレシピや作業工程に僕が口を出したとしても同様のことがいえる。

営業日にやらないでくれ、とか、失敗するからやめた方がいいとか。(口が裂けても言えないけど)

強制的に社長の行動を抑制してしまえば、閃いたことを実践する場を奪ってしまうことで仕事への意欲は下がるし、失敗から学ぶ機会もなくなってしまう。


不機嫌なままでは到底、いい仕事をすることが難しくなるのは想像に易い。

仕事に対するモチベーションが下がったままでは、ただ1日を無駄に過ごすことになりかねない。


いかにご機嫌で仕事をできる環境を整えておくか、が肝心だなと思う。

相手をサポートするように立ち回るとか、自分がしてもらいたいサポートが受けられるようにお願いしておくとか。(この点は夫婦で自営ということがうまく活かせているように思う)

ご機嫌で仕事ができることは、そのまま仕事の進捗へと結びつくはず。


自営で働くことについて書いています。
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