フルーツと味覚とコーヒーと。
フルーツを食べると味覚レベルが上がる。
とくにコーヒーにおいてはそう思う。
コーヒーの味わいを表現するとき、そのたとえにフルーツを持ち出されることが多い。
オレンジのような、
ピーチのような、
ブドウのような、など。
これはコーヒーの(とくに専門店のような)仕事に関わる人にとってはごく普通のこと。
実際のところ、コーヒーに含まれる酸味物質はフルーツがもつそれと同じものが多い。
そこに他の酸味物質や苦味物質が複雑に絡み合っているのがコーヒーだ。
店主に「ブドウみたいな風味がある」と言われて飲んでみると、なんとなくそんな気がしないでもない。
コーヒーの説明書きを見ながら飲んでみると、そんな気がする。
そういった経験がある人も多いのでは?
一種の暗示のようにも聞こえる。
「今日は赤い車をよく見かけるね」と言われれば、赤い車ばかりに意識が向き、「たしかにね」となるように。(カラーバス効果)
ただ、言われたものであろうと、書かれたものであろうと、その味を探しながら飲むことはコーヒーの風味に気づく手助けになる。
そして、そのために必要なことは、たとえに使用される表現の味わいを知っていること。
リンゴを食べたことのない人には、「後口にリンゴのようなさっぱりした風味がある」という暗示(というか、味探しのサポート)は効かない。
コーヒーの中にあるフルーツの風味に気づくことは、好みのコーヒーに出会う確率を上げてくれる。
コーヒーを選ぶときに、その説明を見たり聞いたりすれば、自分の好みかそうでないかの判別にも役立つ。
フルーツを知ることは、コーヒーの味わいを知ることにも繋がっている話。
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