【#一日一題 木曜更新】 消費カロリー>摂取カロリーよりも、大切なもの
山陽の「一日一題」が大好きな岡山在住の人間が、勝手に自分の「一日一題」を新聞と同様800字程度で書き、週に1度木曜日に更新します。
んなこたあわかっている。
消費カロリー>摂取カロリーを死守すれば、体重というものは落ちるのだということを。まじめな私はあすけんアプリの助けを借りて、食事はもちろん食べたものは飴玉のひとつまでも入力して過ごすこと半年。課金もしているので、白衣のあすけんおねいさんの三食の食事アドバイスも受けている。
「朝食でしっかりたんぱく質がとれましたね!」
「明日はビタミンAを意識してみませんか」
「昼食はちょっと食べ過ぎちゃいましたか?」
「摂取カロリーはちょうど良かったです♪」
カロリーは守っている。甘いものも酒もあまりやらないので禁じるほどではない。発作的に湧き上がるアレ、スナックの一気食いもやっていない。家族が大好きな揚げ物も断腸の思いで減らしている。なんならいつも腹八分目で抑えているのに、いやむしろけっこういつも腹が減っている。さらに買い物には車を禁じて、往復30分のウォーキング(の、つもり)や、たまにランニングも。
なのに減らない。
アラフィフの代謝というやつは、ここまで頑固であるものなのか。
ねえもしかして、私の体重計壊れてる?
昨年の12月、私は岡山の淳風会健康管理センターにて人間ドックを受けた。ここにはタニタ食堂やタニタ健康カウンセリングルームが併設されていて、人間ドックのあとに超健康的な低カロリーごはんをいただき、さらに健康についてのカウンセリングも受けることができる。行かいでか。私の食生活の何が悪いのだ。この日の私の目的は、もはや人間ドックよりもタニタである。
バリウム検査があったため、起床後絶食のあとのタニタヘルシー御膳。どれもこれも超絶ヘルシーで霞を食べているよう…。スマホでカキオコの煩悩写真を見ながら完食し、いざカウンセリングルームへ。
まずアンケート、食事や日々の歩数など。そして計測。素足で体重計に乗り両手でハンドルを握る。うむ。体重も体脂肪も自宅体重計と変わらず…え、うそ、やはり私の体重計は壊れていないらしい。そうか、やはり減らないのはアラフィフの代謝とか筋肉量とかが関係あるんでしょう!そうですね!
「ご年齢の割に筋肉量はあるし、代謝は決して悪くないですよ〜」
え?
「内臓脂肪はさほど。脂肪は皮下脂肪ですね〜」
ほう?
「食事も大事ですが、有酸素運動が効果的ですよ〜」
うん?
「今の生活にあと2000歩プラスするような生活だといいですね〜」
にせん?
「ご年齢を考えると、2ヶ月位で数字に現れてくると思いますよ〜」
はい、やりますやります有酸素ですね。酸素ですね。吸います動きます吐きます心拍数上げます!
というわけで昨年末からスタジオでのダンスフィットネスを再開。ひとりで黙々とこなすランニングやウォーキングよりやはり楽しい。
そして今、2月。
何千何万のデータを保有するタニタさん、流石です。
昨年の夏から動かざること沼の如しだった体重と体脂肪率、動き出しました。
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