大学サッカー864日の記録③

~浪人・大学入学まで~
さて、前回までで僕が高校サッカーで味わった挫折を書きました。↓
https://note.com/kuni_226/n/n9387af2ce9c4
引退するときの言葉みたいなの、あるじゃないですか。あれで僕はこう宣言しました。

「俺は高校サッカーでずっと底辺だったけど、大学サッカーでもう一度挑戦する。サークルとかフットサルじゃなくて、部活のサッカーにこだわってやっていく。大学に落ちたら、もうサッカーはやらない。自分のサッカーに対する気持ちは本気なので、サッカーのためにこれから死ぬ気で勉強する。」

自分でも、よくこんなことを言ったなと思います。そして、普通に大学に落っこちて浪人することになりました。

↓初めの投稿です。まず、これを読んでいただけると嬉しいです。

4月。予備校に通いだした僕はとにかく怠惰でした。自動車の免許を取りに行ったり、ゲームセンターやバッティングセンターに通い詰めてました笑。
もうサッカーはやめたし、早く大学に入ってバスケットボールサークルとかに入って遊びたいな。と。とにかく目標がなく覇気がない毎日でした。(この時、一番頑張っていたのが、パワプロクンポケットの選手育成です…)
 何とか、夏すぎくらいから勉強に本腰を入れ始めたある日たまたまTwitterである情報が入ってきました。志望校のN大が地元で公式戦をやる。しかも、昇格がかかった大事な試合らしい。せっかく、家の近くで試合をしていたので、原付を飛ばして見に行きました。「これが大学サッカーか。」驚きました。まず、ボールが動くスピードが全然違う。そして、フィジカルやプレーの質など、自分が手に届かなかった高校サッカーとは比べ物にならないほどレベルが高かったです。しかし、そのときプレーしていたサイドバックの選手は自分の理想に近く、自分もこんな選手になりたいと思いました。そして、「ここで、もう一度挑戦したい。」この時に、内に秘めていたもの、もうサッカーは諦めたと心の中にしまっていたものが沸々と湧き上がってきました。ちゃんと勉強して、絶対に合格しよう。そういう思いで、今まで以上にしっかりと勉強しました。

そして、3月。なんとか、志望校に合格しました……笑
合格発表から、2週間後に始めて部活の見学に行きました。そして、監督に言われ、次の日に練習参加をしました。しかし、想像していた以上についていけない。浪人していたので、もともと体力に不安はありました。でも、それ以上にプレーの早さや質の高さにも、自分の実力とは明らかな差がありました。
 この日の帰りの電車で「ここで、本当にやっていけるのか…。また、高校サッカーのようにつらい思いをするんじゃないか。」と思い、入部をするかどうか迷いました。あれだけ、憧れていたサッカー部。そのために必死に勉強しましたが、入部を決意するまでにかなり時間がかかりました。


次回は、入部をするときに考えたことについて書きたいと思います。これは4年間貫き通しました。自分が、サッカーをするうえで一番大事にしていたことです。


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