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英文解釈 基礎知識まとめ1(品詞)

このシリーズでは、英文解釈(精読)をするうえで必要不可欠な前提となる基礎知識を改めてまとめてみようと思います。特に、初学者はしっかりと身につけ、気になったら何度も確認を繰り返して習得していきましょう。

<品詞>

英文解釈(精読)は、それぞれの語の品詞に注意を払うことから始まります。今回は、各品詞の「名前」と、いくつか「具体的な語」が言えるようになることを目標としましょう。


名詞 (noun)
物事や人の名前を表す語。しりとりで使える語のイメージ。
book / music / John / Kyoto / happiness など

代名詞 (pronoun)
名詞の代わりをする語。漠然としたものを指すなどの働きもある。 
it / they / I / this / one など

動詞 (verb)
動作や状態を表す語。一般動詞とbe動詞がある。
make / have / stay / be など

形容詞 (adjective)
名詞や代名詞を修飾(説明)する語。
small / old / happy / aware / many など

副詞 (adverb)
動詞・形容詞・他の副詞・文全体を修飾(説明)する語。
well / fast / there / often / almost / fortunately など

前置詞 (preposition)
名詞・代名詞などの前に置かれ、場所・時など様々な意味を表す語
in / for / at / to / behind / despite など

接続詞 (conjunction)
語、句、節どうしをつなぐ語。等位接続詞と従属接続詞がある。
and / but / because / though / even if / that など

助動詞 (auxiliary verb)
動詞の原形の前に置かれ、話者の主観・推量などを表す語。
can / may / will / should / ( do / be / have ) など

冠詞 (article)
名詞の前に置かれ、話し手・聞き手にとって不特定のものか特定のものかを表す語。  a / an / the

間投詞 (interjection)
相手に対する呼びかけ、感嘆などを表す語。
oh / ah / hi / hey / well など      


※ 基本品詞は、8個に分類する考えや10個に分類する考えなどいくつかの考え方があるので、お手持ちの参考書などによって多少違いがあるかもしれませんが、それぞれの品詞の「名前」や「機能」は同じなのであまり気にしなくても学習自体には支障ありません。

※ 1つの語が必ず1つの品詞に分類されるわけではなく、2つ以上の品詞をもつ語も多くあるので注意。あくまで「自分が読んでいるその文のその箇所では」どの品詞として使われているかを考えていくことになります。


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