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昔のインターネットには狂気が潜んでいた。マンガのヒロインベスト50

昔のインターネットって、「何かのため」に書くのではなく、「書くため」に書いていた頭のおかしい人達がたくさんいて、そういうのすっごくたのしかったんですよね。

そんな僕も昔はわけわからないままに読んで好きな漫画の魅力をただただ書きたくて書きなぐってた時代があります。その頃の友達と盛り上がったマンガまとめが出てきたので、ここでリライト公開してみようと筆を執りました(現在非公開のため)。


今回のテーマは

「あなたは誰を選ぶ? 萌えるマンガのヒロインベスト50」

タイトルからして、昔感があっていいですよね。

なお、今回の文体や表現はその友人(名前を出したくない)によるものをそのまま使っているので、僕の感想とはちょっと異なるところがあります。僕の立ち位置はこの狂気の第一読者ということで。

是非一緒に、「くーーこいつ入ってるとかわかってるねーーー」って盛り上がれたら嬉しいです😊

それではどぞ!


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村上春樹が好きな人はだいたいボブ・ディランあたりは聴いてて、ある程度好きって人が多いと思うんだけど、ディランのノーベル文学賞受賞はどう思ってるんでしょう。

僕もそんなに意見を持ってるわけじゃないんですが、強いて言うなら、音楽が文学に与える影響の大きさは認める一方で、やはり音楽と文学は別ものとして考えるべきだろう、と思ってます。どちらが上だとか下だとかいう話ではなく。

ボブ・ディランよりは手塚治虫の方がまだしっくりくる気がしているんですがどうなんでしょう。

というわけで文学的な話。

「萌え」。古くからこの感情はあったに違いありませんが、名前がついたのはごく最近のことで、僕が生まれてからだと思います。

萌えとは何か?

その明確な答えを僕は持っていないし、人によって違うものなのかもしれない。

「可愛い」=「萌え」なのか。

「好き」より軽いのか、重いのか。

「愛」とは別ものなのか。

うまく言葉にすることはできないけれど、一般にオタクと呼ばれる人たちは自然にそのニュアンスを理解してしまっている。

何だか不思議ですよね。

もし「萌え」を定義付けすることができれば、より多くの人がこの感情を理解できるようになるかもしれない。

そしたら、今よりちょっと漫画やアニメへの理解が深まり、今よりちょっと幸福になり、今よりちょっと争いごとがなくなるかもしれない。

萌えとは何か?

人は何故萌えるのか?

わかってるようでそれを説明するのはとても難しい。いくら考えても、今の僕では正解に辿り着けそうもない。

ただ、様々な題材に人が向き合う中で「萌え」という感情があることに気づき、それに名前が付けられたのだとすれば、この感情がどういうものなのか、帰納的に解明され得るのかもしれない。

というわけで、もう既に体系化されつつあるのかもしれないけれど、データは多いほど良いので、今ここで自分の好きなヒロインを列挙しておきたいと思う。恥ずかしいから本当はやりたくないのだけど、「萌え」の解明のため、ひいては人類の幸福のために。

前置きが長くなりましたが、平たく言ってしまえば、好きな漫画ランキングは色んな人がやってるから、好きな漫画ヒロインランキングでもやっとこうかって話です。

あくまで漫画ということで、アニメやゲームのヒロインは除外しました(コミカライズも基本除外)。

漫画以外の萌えを認めていないわけでは決してないのですが、最近僕があまり触れていないため、これらを含んだ上で納得のいくランキングは作れないと思ったので。

また少女漫画も外しました。アニメ・ゲームに比べれば今でもまだ触れてる方なんですが、主人公=ヒロインになっちゃうのは何か違うかなって思って(まぁ男性向け漫画で女性が主人公の漫画もあるし、女性向け漫画もちょっと入れちゃってますがそこら辺はゆるくいきましょう)。

まぁぶっちゃけ候補が増えすぎると収集つかなくなるから絞らせてもらっただけなんですが(本当はFF・DQキャラとかルイズとかちはやふるとか俺物語とかラストゲームとか入れたいんです!)。

というわけで、ヒロイン・ベスト50。

いきなりネタバレですが、『けいおん』とか『らき☆すた』とか『ひだまりスケッチ』とか、超有名萌え漫画のキャラクターが入ってませんが、それは僕がアニメでしか観てないためです。別に嫌いなわけではありません。ちなみに僕はあずにゃんとかがみん推しです。あと、まつらいさんに敬意を表して吉野屋先生ですかね。

それではそろそろ始めましょう。

いきなり番外編:レイリ(レイリ)


戦国時代、武田家に仕えることとなる死にたがりの少女。

この漫画はもしかしたらものすごいところまで行くかもしれない。

萌えとはちょっとズレる(だけどなくはない)けど、ヒロイン・ランキングで触れておかなったらいつか後悔する気がしたので番外編で紹介しときます。

番外編その2:恩田希(さよならフットボール/さよなら私のクラマー)

ポニーテールの似合う女の子が女子サッカー界に旋風を巻き起こす。

「さよならフットボール」の流れでパサーとして開花するのだろうか。今後に期待大。

可愛いけど、ヒロインというよりヒーロー的活躍が期待されるので番外編で。


番外編その3:鎌田倫子(東京タラレバ娘)

33歳独身の脚本家。

実は僕、いまや大人気の東村先生がちょっと合わないというか、ギャグパートについていくのがしんどいのでこの漫画も避けてたのですが、信頼に足る漫画ソムリエの友人がこれはイケると言っていたので読んでみたらイケました。

個人的には倫子さん好きなんですが、ヒロインとして高く評価してしまうのはちょっと違うと思うので番外編で。

番外編その4:シャナ(灼眼のシャナ)

ハルヒやルイズと並び、萌えの代名詞的存在(僕らの世代では、多分)。

釘宮病を蔓延させた罪深き少女。

強力な最萌ヒロイン候補だが、ラノベのコミカライズなので番外編で。漫画版は非常に良かったので途中で終わったのが悔やまれる。

番外編その5:リリィ(ネト充のススメ)

ネトゲで出会った後方支援型美少女。あざと可愛い。


本編ランクインでも全然いいんですが、ネトゲのキャラメイク姿ってのはちょっとずるいかなというのもあって番外編で。

前置きが長くなりましたが、ここから本編。

順位にはあまり意味がないのですが、上位は特別感を出すため、15位以内は台詞付きにしてます。


50位:亜豆美保(バクマン。)

マクガフィン(主人公への動機付け)として機能するかどうかがヒロインにとって重要だというなら、亜豆美保こそナンバーワンヒロインかもしれない。対抗馬は『スラムダンク』の晴子さんとかね。ただ僕はヒロインには別のものも求めているのでこの順位。そうだな・・・例えば、パンツとか。


49位:西野つかさ(いちご100%)

パンツといえばこの漫画。

中でも主人公はなんだかんだ正ヒロインと結ばれる、という常識を覆した西野の功罪は特筆に値する。


48位:結城美柑(ToLOVEる)

パンツといえばこの漫画その2。
ジャンプが誇るハーレム漫画から妹枠でのランクイン。


47位:ベジータ(ドラゴンボール)

漫画ライバルキャラランキングなら上位にラインインすることは間違いないだろうけど、そのツンデレっぷりはヒロインとしても高く評価されて然るべき。

僕らの世代なら、子供の頃泥だんご空に投げて「はじけてまざれっ」て言ってるはず。


46位:レオナ(ダイの大冒険)

フレイザードから姫さまを救出するところが好きです。何気に賢者の卵でもあるけど、大魔法使いポップ様のせいで残念ながらバトルでの影は薄い。ポップは好きな漫画キャラランキングで1位になり得る逸材なので仕方ないけど。

僕らの世代なら、子供の頃傘でアバンストラッシュやブラッディースクライドやってるはず。


45位:ククリ(魔法陣グルグル)

某巨大掲示板の第1回漫画最萌トーナメントで見事優勝に輝いた、初代漫画最萌ヒロイン。
アニメへの思い入れも多分に含んでしまうが、萌えの原風景といっても過言ではないのかもしれない。

僕らの世代なら、子供の頃傘で地面に魔法陣描いてるはず。

44位:市井舞菜(推しが武道館いってくれたら死ぬ)

岡山のマイナーアイドルの人気最下位メンバー。塩対応だけど実はデレデレ。イメージカラーはサーモンピンク。

43位:高梨ことみ(DNA2~何処かで亡くしたあいつのアイツ~)

緊張するとおならが出てしまう体質の持ち主。多くの少年が彼女のせいで禁断の扉を開いたに違いない。



42位:日代千鶴(ReLIFE)

コミュニケーション能力の圧倒的低さにイライラさせられることもあるけど、ニヤニヤさせられることも多い。

41位:高宮陽(テラモリ)

対人スキル皆無なのにスーツ店でバイトすることになったゲーマー女子大生。

ゼクレアトル打ち切り以降、マンガワンで一推しの灼熱カバディこのマンガがすごい! 2017に入ったようなので、じゃあ『テラモリ』は僕がフォローしておきたい。ちなみにマンガワンでは出会って5秒でバトルのユーリも可愛い。

40位:皆川由紀(徒然チルドレン)

※皆川さんの表紙がない・・

徒然チルドレン

ニヤニヤ漫画として安定した人気を誇り有望なヒロインを量産しているこの漫画の中で、ひと際輝くからかい上手の皆川さん。

高木さんがいなければ上位に喰い込んだであろう逸材。

39位:大野晶(ハイスコアガール)

格ゲー強い系女子。大野さんには幸せになってほしい。本作の経緯とか、同作者の他作品とか考えるとね、切実にそう思います。

38位:シャーリー・メディスン(シャーリー)

13歳のメイド。とても仕事ができるけどたまに失敗して泣いちゃうことも。メイドとはかくあるべき。ミニスカなんて論外。がしかし、別にメイド喫茶を否定はしない。

37位:アリス・キャロル(ARIA)

恥ずかしいセリフ禁止!の藍華ちゃんも良いけど、僕はでっかいアリスちゃん派。

36位:北代さん(恋は光)

3巻くらいで急激に可愛くなる宿木さんもとても良いけど、一貫して正ヒロインオーラを纏う北代さんには敵わない。

35位:秋葉いつき(I”s)

メインヒロインの伊織ちゃんに対抗する、”幼馴染”属性をひっさげた最強の刺客。

34位:ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)

女の子でありながら、作中最強候補の一角。クーデレ。

33位:羌瘣(キングダム)


女の子でありながら、作中最強候補の一角その2。最近ちょっと可愛くなりすぎてる感がある。

32位:浅倉南(タッチ)


漫画界を代表する、風格すら漂う王道ヒロイン。幼馴染で親しみやすいのも◎。

31位:桂ヒナギク(ハヤテのごとく!)


“生徒会長”属性の代表格。しっかりキャラ×赤面の破壊力は抜群。

30位:成瀬川なる(ラブひな)


“約束の女の子”といえば昔はニセコイではなく『ラブひな』だった。原形はエヴァのアスカ

「萌え」について語る時、欠かすことのできないツンデレ。その雛形となったのは成瀬川ではないだろうか。

29位:高橋みなみ(AKB49~恋愛禁止条例~)

たかみな先輩の可愛さは異常。実在メンバーでは最推し。ただこの漫画は架空メンバーが魅力的すぎる。

28位:堀京子(堀さんと宮村くん/ホリミヤ)

冴えない男子に惚れてくれる天使その1。

面倒見がよく、人を見た目で判断しない良い子だけどドSで理不尽。たまに弱気になっちゃうとこが良いです。

27位:九龍梓(俺のメンタルは限界です)

冴えない男子に惚れてくれる天使その2。

堀さんより順位が上なのは、冴えない男子に一途な女子枠では知名度のある堀さんを先に挙げた方がわかりやすいだろうってだけなんだけど、くーちゃんは堀さんを超えてもおかしくないくらいの破壊力がある。


26位:西宮硝子(聲の形)


表情がくるくる変わる女の子。このマンガがすごい! には色々異論があるのだけど、この漫画は間違いなく凄かった。

25位:シャンプー(らんま1/2)


天道あかねも女らんまも良いけど、僕はシャンプーが好きでした。

ちなみにこういったランキングでトップ常連のラムちゃんがランク外なのは、うる星やつらをちゃんと通して読んだことがないからですすみません。

めぞん一刻も同様です重ねてごめんなさい。

24位:藍沢晶(夏の前日)

理想的な年上女性のひとり。献身的すぎて切なくなる。

23位:野中晴(イエスタデイをうたって)

年上もいいけど年下もね!破天荒なのに健気で一途。なかなか新刊出なかったけどついに完結!

22位:斑目咲(Spotted Flower)

作中ではっきりと登場人物の名前が出てくるわけではないけどおそらく斑目咲(旧姓:春日部)だと思われる、オタクと結婚してしまった気の強い妊婦。

げんしけんの春日部さんももちろん素敵ですが、ヘタレな旦那に迫るという設定がとても良いのでこちらでランクイン。


21位:茅野カエデ(暗殺教室)

物語終盤、シリアスな展開の中でカエデがデレた。

おかげで作品全体がやわらかくなりましたよね。茅野のデレは、辛めのラーメンに落とした半熟卵のようでした(あれ、あんまうまいこと喩えらんなかった・・・)。

20位:石神鉱子(スピリットサークル)

主人公に対し殺意むき出しな女の子。いくつもの過去生を経験して達観してるのかと思いきや、パンツ見られて泣きだしちゃうそのギャップが素敵。

19位:猪熊柔(YAWARA!)

巨匠・浦沢直樹が生んだスーパースター。現実の強い柔道選手の愛称が「柔ちゃん」になる程の社会現象を巻き起こした。

オリンピックで金メダル取るくらい強くても国民栄誉賞取っちゃうくらい凄くても可愛いもんは可愛い。何気にツンデレ。


18位:スザンナ・ホプキンス(げんしけん)

オタク漫画げんしけんの萌え担当。斑目ハーレム劇場と化した二代目で、僕が応援してたのはいつだってスーでした。

げんしけん完結記念で高めにランクイン。

17位:翠星石(ローゼンメイデン)

ドールズ屈指のツンデレキャラ。最萌トーナメントで優勝したことのある水銀燈をはじめこの漫画は人気キャラいっぱいだけど、僕は断然翠星石を推す。だって僕はみどり市民だから。

16位:御坂美琴(とある科学の超電磁砲)

ビリビリとツンデレの相性の良さ。禁書はラノベが元だけど、外伝の超電磁砲は一応漫画オリジナルだったはずなので本編でランクイン。

食蜂操祈も捨て難いけど、ツンデレの完成型といっても過言でない御坂美琴に一票。




ここから15位。





ヒロイン自身の台詞を「」、男性側の台詞は『』表記。

15位:四宮かぐや(かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~)

「は・・・・・・はれぇー??」

告るか、告られるか、天才同士の恋愛頭脳バトルを銘打ちながら、当のかぐや様はハイスペックだけど最高にアホ可愛い。



14位:川奈昴(君は淫らな僕の女王)

「しゃーない、パンツでもしゃぶるか」

普段はそっけないけど、一日一時間自制心を失い、超絶デレるという新しいタイプのツンデレ。

自制心を無くしてる間の記憶を失わない点がポイント。ほぼほぼエロ漫画なので要注意。まじでこれ以外ここに書ける台詞が思いつかなった。


13位:天使恵(天使な小生意気)

「うまいじゃんか・・・キュンとさせんの」

彼女はいつだって、強く、正しく、美しい。

西森漫画に外れはないけど、やっぱりめぐがナンバーワンか。


12位:橘万理花(ニセコイ)

「これからの私は、もう忘れさせませんよ・・・?」

ツンデレが主流な昨今登場したデレデレヒロイン。全力で攻めてくるけど守りは弱いのがポイント。

11位:伊波まひる(WORKING!!)

「かみさま、あれ私の好きな人なんですけど・・・・・・。」

赤面×暴力=ニヤニヤ。


10位:二ノ宮亜美(ラフ)

「こちら二ノ宮亜美、きこえますか?大和圭介、応答せよ」

確かに浅倉南は漫画界を代表するヒロインだと思います。

ただそれでもあだち充最高傑作は『ラフ』であり、最高のヒロインは亜美ちゃんなのです。



9位:末広安那(放浪息子)

「あたし彼氏とかはじめてだったじゃん。だったんですよ・・・・・・。」

千葉さんも可愛いのですが、やっぱ安那ちゃんでしょう。

理解がありすぎて女装すら許容してくれる年上女子。ティーン向け雑誌モデルでサバサバ美人系。

がしかし、意外にも純情で可愛らしい一面もあり、そのギャップが素敵なのです。


8位:岡部愛(AKB49~恋愛禁止条例~)

「4m以上離れて。でも・・・5m以内にはいて・・・。」

主人公のライバルとして登場したかと思えば物語中盤まで圧倒的なヒロイン力を発揮したAKB次世代エース候補。

要所要所で本当に良い仕事をしてくれた。

ただひとつ、(岡部が悪いわけではないのだけど)彼女と競ったハリウッド映画主演の話はどうなったんでしょう・・・?


7位:藤本菜摘(ニコイチ)

「ちゃんとギュッてして頭なでなでしてくれないと絶対に許さないです」

巨乳で優しくて食いしん坊で巨乳。

恋人が同性でも子持ちでもやっぱ異性だったとしても受け入れてくれる包容力。

天使以外の何者でもない。


6位:高木さん(からかい上手の高木さん)

「もし西方が勝ったら私のファーストキスあげるよ」

高木さんにからかわれたい。

とずっと願っていたら、最新刊5巻で高木さんにからかわれるという奇跡。
高木さんまじ尊い。


5位:森山みくり(逃げるは恥だが役に立つ)

「好きですよ、たぶん」『(たぶん!?)』

「あなたが想像する以上に」

「・・・いちゃいちゃしないの?」

ドラマが流行りまくったので、みくりさんの可愛さは説明不要でしょう。

平匡さんもセットで可愛い。

本当は7位くらいにするつもりだったけど、ガッキー効果でランクアップ。



4位:小野寺小咲(ニセコイ)


「はわわわわわわわわわわわ」

「どうしよう、どうしてもニヤニヤしちゃう」

今の生活に何が足りないって、小野寺さんが足りない。

毎週、僕の荒んだ心を癒してくれたのは、あわてふためき赤面する小野寺さんだった。
単純なニヤニヤ指数ではトップを狙える器だが、神(作者)に見放され順位を落とした。


3位:有栖莉空(AKB49~恋愛禁止条例~)

「私の神席は、みのり先輩の右側だ」

「みのり先輩、大好きっ」

『AKB49』には強力なヒロイン候補がいるにも関わらず、中盤以降出てきて突き抜けてしまったアイドル界の新生。

ツンデレ岡部と双璧をなす、デレデレ有栖の存在がこの漫画の価値を決定づけた。

その小悪魔的可愛さに魅了され、ステージに立つ姿に涙した同志は多いはず。見たか、これがアイドルだ。


2位:鷹崎奈津(ベイビーステップ)

「うそじゃないですー」

「私、手つなぐの好きみたい」

理論派本格スポーツ漫画からニヤニヤ要素を長年にわたり安定供給し続ける正統派ヒロイン。
なっちゃんはマガジンの、いや漫画界の貴重な資源である。
非の打ちどころのないまさに理想のヒロイン。なっちゃんまじ天使。


1位:宮園かをり(四月は君の嘘)


「友人A君を私の伴奏者に任命します」

「ありったけの君で、真摯に弾けばいいんだよ」

『暴力上等、性格最低、印象最悪―――でも、彼女は美しい』

天真爛漫なヴァイオリニストであり、ピアノが弾けなくなった主人公の背中を押す(というより蹴り飛ばす)存在。

ボーイ・ミーツ・ガールなあらゆる物語の中で、かをちゃん以上の存在を僕は知らない。

時々、『ピーナッツ』(スヌーピー)の台詞を引用するところも好印象。

だけど、『いちご同盟』の台詞引用はやめてください、泣いちゃうから。


おわりに

実は上位3人は最初からほとんど決めてたんですが、順位は相当悩みました。

最大瞬間風速は有栖がぶっちぎってると思うし、理想を求めるなら全く隙の見当たらないなっちゃんだし。

色々考えたらやっぱシンプルに高木さんが1位じゃね?とか思うし。

けど今回はあえて、明るいのに儚くて、優しいけれど横暴で、正直だけど嘘つきなかをちゃんを1位にしたいと思います。

以上、これを文学的な話とか言っちゃってる人にディランがどうこう言われたくねーよな、って話でした。





おしまい。
おあとがよろしいようで。


気分やジャンルにあわせて、読みたい漫画を紹介する、漫画チャンネルはじめたので、よければ覗いてみてください😊



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