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「世界を変える!」より創る。

「教育業界を変えたいんですよね」

真剣な顔で彼がいう。
とても格好いい。
これが格好いい男というものだ。


「世界を変えたいんです!」


キラキラした眼差しで彼女はいう。
とても格好いい。
これが格好いい女というものだ。


男女や性別関係なく、何かを変えようとしている人たちはとても前向きで、エネルギーに満ちてて、素敵だ。

現状に不満があるとき、そのまま耐えるのではなく、変化させようとする気概はやはり美しさを伴うのだろう。


ただ、「変える」という言葉。
この言葉少し注意が必要なんじゃないだろうか。


というのも「変える」ということは、あくまで現状を一度認めた上で、そこに何かを加えるという行為になる。つまり、不満のある現状を一度強制的に強化している。おそらく望まずに。

すごくもったいない。
変えたい現状に不満があればあるだけその現状を一度肯定する。なんなら肯定し続ける。否定するために。前提になってしまってる。


だから僕は「創る。」がいんじゃないかなって思ってる。

「創る」は現状なんて関係なく、ぽんっとそこに浮かび上がらせる行為。言ったらあれですが、「今どうなってるかなんか知らん」というわがままなアクション。だがそれがいい。


「今教育業界がどうかとかよくわかんないけど、こんな教育あったらいいよな」

って気持ちの時
「教育を変える!」
より

「教育を創る」
のがよい。
だって今と比較する必要もないし、今を否定する必要もないし。ただ、新たにぽんっと生み出すだけ。良いと思うものを。


だから僕はできるだけ「創る」という言葉をつかう。そうすると世界は創れるものばかりだって気づいた。創るのはとても楽しい。

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