近くを見ると、遠くが見えない。

友達の誕生日。
怪しい韓国料理屋に連れて行かれ、肉を食う。
発音されてもわからない種類の料理は思った以上に美味しかった(ただ、とても辛かった)。

聞けば、お店を選んでくれた子、コロナになってから味覚がほとんどないらしい。それについてはともかく「唯一味がしたんですよ!」でお店を選ぶのはどうなんだ?いいのか?


久々のリアルな交流。
楽しく時は過ぎて、ちょっと物足りないなと近くのBARへ。
おじさんのやる、おじさんのためのBAR。


濃いめのハイボールを片手に、最近考えた今後やってくことを語る。自分や周りの人とあーでもないこーでもないと考え抜いた自信作。語る口調にも自然と熱が入る。



「染まってませんか?」


普段あまり鋭いことを言わない彼が一言。
「は?」と思いつつも、言われてみれば「たしかに」と思わなくもない。思いたくなかったけど。

今回話した内容は、「勝てる話」だった。
たしかにうまく強みも活かして戦えるし、十分勝算がある良い戦略。

ただ、もうその時点で「染まっちまった」。
戦おうとしている。
そういうものからどれだけ離れてやれるかにある種の美学を持っていたにも関わらず、だ。


近くを見ると遠くが見えない。
あたりまえだけど忘れがち。

ハイボールを飲む。
明日も覚えていたら戦わない、競わない、本当に望むことをもう一回考えてみよう。

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