『クリエイター1年目のビジネススキル図鑑』 (KADOKAWA) エッセンス全公開
『クリエイター1年目のビジネススキル図鑑』。手に取ってくださった人ありがとうございます。魂込めて描いたので嬉しいです。
こちらの書籍、大変高評価いただけてます!
ただ、痒いところに手が届く様した反面、正確な記載が求められるため、通読するのはしんどいと思います(書籍の性質上仕方ないんですが)。
なので、エッセンス、というか、読むと「創るのって楽しい!」と思い出せる様な部分に限ってこちらで公開します。
実は特に好評だったのが「知ってほしい!」部分。こちらは59個すべて公開します。本文だと言いにくいけど、ここだと踏み込んだことが言えると試行錯誤しながら何度も書き直しながらつくりました。
このnoteで、1人でもクリエイターが増えたり、活動続けれたり、飛躍したら嬉しいです。
はじめに
「創るのって楽しい......!!」
クレヨンで絵を描いたとき、コップを叩いて音を出したとき、「もしもこんなことが起こったら?」と寝る前にお話を想像したとき、僕たちは意識の有無に関わらず、子どもの頃からいつも創ることを楽しんできました。
僕は今、弁護士としても、クリエイターパートナー事業を展開する会社の代表としても、多くのクリエイターと関わっています。その中には世界的に有名なアーティストだったり、超人気YouTuberだったりと、すでに社会で成功している人もいれば、「最近、昔好きだった絵を描き始めたんですよね」ってハニカミながら楽しそうに教えてくれる新米?クリエイターの方もいらっしゃいます。
クリエイターと多く関わるうちに、クリエイターには大きく分けて2つのタイプがいると分かってきました。
それは「創作を楽しめている人」、「創作で苦しんでいる人」です。
これは不思議と今社会的に成功しているかどうかに関わりませんでした。
そして、クリエイターとの対話が1000人を超えたあたりから、心から「創ることを楽しむ」事ができているクリエイターの共通点が見えてきました。
その共通点とは、自分自身の「創作」に「ビジネス」も含めることができていること、でした。
反対に、どれだけ社会的に成功していても苦しんでいるクリエイターは、「ビジネス」に「創作」を含めてしまっていました。「成功するために創作する」「お金を稼ぐために創作をする」「有名になるために創作をする」。それらの人はもともとは創作が楽しいって気持ちから始まったにも関わらず、「創作」が手段に変わってしまい、苦しんでいました。
創作をビジネスの単なる手段にするのではなく、創作を目的にし、ビジネスを取り込んでいく。
この技術を本書では「ビジネススキル」と呼びます。
これは何も難しいことではありません。液タブを使って絵を描いたり、ピアノを弾いたり、物語を考えたりすることができるようなクリエイターは全員身につけることができるスキルです。ただ、クリエイターが「ビジネススキル」を学ぶ機会は、世の中を見渡してもほとんど存在しませんでした。
お金のこと、ビジネスモデルのこと、マナーのこと、法律や契約のこと、税金のこと、マーケティングのこと、請求書などのビジネス文書のこと、独立のこと、炎上などのトラブルのこと...。これらのトピックについて、ビジネススキルを身につけていく。そうするともっともっと創ることが楽しくなる。
ビジネススキルは「創るのって楽しい…‼」を本当の意味で思い出すために必須のスキルです。
すでにプロとして活動している方はもちろんのこと、他の仕事をしながら副業で創作している方、まだまだお金にはなっていないけれど自分の作品をSNSで発信している方。創作をしている全てのクリエイターがこの本の対象読者です。
本書を読むうちに、今感じている不安や悩みが溶けてなくなり、自信を持って創作に取り組めるようになります。
ぜひ一緒に「ビジネススキル」を学び、創作を楽しみ続ける力を身につけましょう!
0.そもそもクリエイターって?
1.避けては通れない「お金を稼ぐ」スキル
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4.苦手が得意に変わる「税金」スキル
まるっと税理士に任せたいなら
5.さらなる一歩のための「独立・法人化」スキル
6.起こっても慌てないための「トラブル対応」スキル
と、いうところがエッセンスでしょうか。
ちょっとでも興味出た人は、詳細な目次もみてみてください。
生まれるはずの「もう1作品」つくる。
ずっとずっとやっていけたらと思います。
ここまで見てくださって...ありがとうございます!! 赤裸々な内容はメンバーシップ(100円/月)に書いてます。初月無料なので覗いてみてください。