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【参加者募集】第2回 じっくり読む・書く文学部【11月開始予定】

6月から約3か月かけて完走した「じっくり読む・書く文学部」の第2回を11月に開始します。

それに伴い、最大で5名の新規参加者を募集いたします。

参加は「読む」、「書く」のどちらかだけでも可能です。

参加をご希望の方は、カムクワット読書会のⅩアカウントへDMにてご連絡ください。

活動はDiscordでのチャットと通話を利用するので、アカウントをご作成ください。

各活動の詳細は、下記の詳細と活動録をご参照ください。

読む文学部

課題作品候補

① 筒井康隆『文学部唯野教授』岩波現代文庫

これは究極のパロディか,抱腹絶倒のメタフィクションか! 大学に内緒で小説を発表している唯野先生は,グロテスクな日常を乗り切りながら,講義では印象批評からポスト構造主義まで壮観な文学理論を展開して行くのであったが….「大学」と「文学」という2つの制度=権力と渡り合った,爆笑と驚愕のスーパー話題騒然小説.

上記リンクより

② 松本和也編『テクスト分析入門 小説を分析的に読むための実践ガイド』ひつじ書房

小説を「分析的」に読むためには、どのような学習やトレーニングが必要だろうか。ストーリー読解やテーマ理解だけでは拾いきれない、小説に固有の仕掛けや技術は、いかなるアプローチによって明るみに出せるのか。本書は、ナラトロジー(物語論)を中心とした方法を採用することで、テクスト分析を実践的に学ぶための入門書である。
15のテクスト分析の章と、テクスト分析で実際に分析する6作品を巻末に収録。

上記リンクより

③ 宇野常寛『ゼロ年代の想像力』ハヤカワ文庫

かつて社会は「大きな物語」に支えられていた。その効力が失われた今、私たちはどう生きていくべきなのか。ゼロ年代に生まれた想像力は新たな物語を提示しえたのか――。文学、アニメ、ゲームからテレビドラマまでを縦横無尽に論じ、停滞する「批評」を1冊で再起動させた、宇野常寛による衝撃のデビュー評論。

上記リンクより
課題作品候補の3冊

活動内容

参加人数が決定後、課題作品を選びます。章などで区切って担当者を決め、担当者は担当個所のレポート等を作成します。

活動時間

参加者で予定を調整し、オンライン通話が可能な日に活動します。第1回では、平日21時が最も多かったです。

また、各章ごとに2週間ほどの読書期間を設定します。複数回にわけて、じっくりと読むことができます。

書く文学部

活動内容

今回は「小説」を執筆していただきます。ただ、小説を書くのではなく、テーマを設定し、プロットを作成したうえで執筆していただきます。また、各段階で主催が編集者として確認いたしますので、迷った際はお気軽にご相談ください。

テーマは主催者が参加者に3つの質問をし、その回答によって2つほどのテーマを提案いたします。

次にプロットは、「大まかな話の筋」、「登場人物」など思いついたことを書いていただき、編集が確認いたします。

続いて締切日を設定し、本文の執筆に入ります。執筆完了後、編集確認、修正、編集確認をくり返して、作品の完成を目指します。

そして、参加者内で最終原稿を読み合い、感想を共有します。

最期に、ネットプリントにて全作品を公開いたします。

活動期間

ネットプリント公開まで、約3か月を想定しています。参加者の執筆状況によっては前後いたします。

さいごに

文学部と聞くと、難しく感じてしまう方もいらっしゃるかもしれません。

参加者は専門家ではなく、読むことが好きな人、書いてみたいと思っている人などさまざまです。

なので、「小説の読み方を知りたい」、「小説を書いてみたい」という気持ちだけあれば十分です。

ぜひ、お気軽にご参加ください。

横浜の空

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