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本は港に参加し、2週間続けて散財した人

5/28(日)に馬車道の中小企業共済会館ビル1Fにて開催された「本は港」に行きました。このイベントは、神奈川県内の書店・出版社が集まったブックマーケットです。

イベントポスター

神奈川県在住でもすこし遠い場所にある魅力的な書店、素敵な本の出版社から直に本を購入できるイベント。

近くに犬が……

出店者は下のリンクから確認できます。続いてほしいですね。

【入場と会場】

12時半ごろに会場に到着。すでに歩道に行列ができていました。スタッフの方が入場予約整理券を配っていたのですが、数時間後の券が数枚しか残っていない状況でした。

出店も?

ただ、並べば会場から出る人数に合わせ、順番に入場できる仕組みでした。わたしは30分ほどで入場できました。イベント会場は学校の教室が2つ分ほどの広さでしょうか。

【購入品】

先週の文学フリマで散財していたので、財布のひもを固く締めていたわたしは、今回は以下の本を購入しました。

・柴田元幸/きたむらさとし『アイスクリームの皇帝』

絶版というポップに魅かれて立ち読み。対訳の詩と絵が素敵な一冊。即購入を決意。

・熊谷聖司『写真集の作り方』

写真集を並べている書店。どれも素敵な本ばかりでしたが、やはり値が張り……。店主の方が「写真集は多くの写真から選別する。そのために著者が残しているメモを、写真の選別のようにメモを選別した本」と説明され、興味を覚えました。
付属しているしおりは写真の一部で、どの写真が欲しいかという悩みも楽しみのひとつ。

・佐々木美佳『ダゴール・ソングス』

同名の映画を監督した著者が翻訳したダゴールの詩と文章。フランス装(?)のようで、本自体が素敵。

よい本だらけで

・関口竜平『ユートピアとしての本屋』

気になっている書店主の本。まさか、ほぼ同世代で驚きました。

・アティ・シーへンベーク・ファン・フーケロム/野坂悦子『空猫アラベル』

本と猫が好きな方におすすめ。手のひらサイズの絵本は珍しいですね。

困ってしまいます

・橋本貴雄『風をこぐ』

まず、帯の多和田葉子さんの名前につられて手に取り、ある犬に寄り添う写真集。そこには何らかの主張を感じず(かわいさ、動物愛護など)、ただその犬を想うこと。静かに楽しめそうです。

ポストカードも

・北村太郎『港の人』

店名にするほどの作品であれば読んでみたい。箱入り本。

・堂園昌彦『やがて秋茄子へと到る』

歌集の装丁は素晴らしい。贅沢な一冊。

これは贅沢品

【購入後】

今回も読書会を通じて知り合った友人と二次会を行いました。会場の近くにあった「喫茶マーブル」さん。映画館もあるビルの広くて静かな空間。ワッフルがかわいい。

串に刺さったワッフルとドリンクバー

今回は読書会でオススメしていただいた星野智幸さんの『呪文』の感想会になりました。まったりとお話ししてから、徒歩で桜木町へ。楽しい一日になりました。

【さいごに】

読書会以外でも同じ時間を共有できる関係は、ただの参加者と主催者ではないと勝手に思っています。ゆるいつながり。ありがとうございました。

横浜っぽい写真

読書会は6月24日(土)と7月22日(土)に予定しています。はじめての方も大歓迎です。ぜひ、ご参加いただけると嬉しいです。それでは、よい一日を。


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