色のない世界で
人には色んな性格とタイプがあって
当然気の合う人も合わない人もいるわけで
みんな違ってみんないいというけれど
自分と違ったタイプの人間を全否定し
人格や存在全てを否定する人すらも
果たしていい人と呼べるのだろうか。
そして全否定されてしまった私は
これからどのようにして
生きていけばよいのだろう。
あの日から、見える景色には色がなく、
大きな不安がずっと隣に張り付いて
消えてしまいたい気持ちが何度も込み上げてくる。
あなたが送りつけてきた言葉や、あの表情、態度を
私は、絶対に忘れられることはないだろう。
それでいてあなたは何事もなかったかのように
むしろスッキリしたと言わんばかりに
毎日を溌剌と生きている。
「たまたま運悪く大きな事故があって
たまたま私がその事故に出くわしただけ」
そんな言葉で片付けようとしても
この感情はきっと消えきることはない。
色のない、辛くて耐えきれない心の根が深い底まで広がっていく。
私は、絶望と生きづらさを感じ、ここにいる。
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