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どんなふうに生きたい?

「人が死ぬときは3回ある」

今日の企業説明会での社長さんのお話。

「人が死ぬのは肉体が死んだとき、身近で自分を知っている人がいなくなったとき、自分のことが社会で語られなくなったとき。」
だから偉人はまだ死んでいない。
みんなも自分が死んだ後も語られるような人生を送りたいでしょう。

と。

”え、私めっちゃ忘れられたいんだけど…!”


自分が関わった何かが社会に残ったり、自分が関わったことで人が生きやすくなったりしたらもちろん嬉しい。
だけど、
「これすごい良い、誰が作ったんだろう…」
「私あの時から変わったよな、何がきっかけだったんだろう…」
くらいが良くて自分自身の存在は記憶されなくていい。

そう、跡形もなくなくなる有機物でいたい。

ピラミッドとか、ピラミッドを形成してる石とかはずっと後世まで残るし、それを見た人が昔に想いを馳せる。
それはそれでロマンがあるけど、私はどちらかというと森の中の落ち葉でいたい。

落ち葉は食べられて、風に飛ばされて、そのうち跡形もなくなるけど、
それは確かに
ミミズの栄養になったり、
土になったり、
そのうちまた葉っぱになる。

跡形も無くなっても、忘れられても、
なにかのきっかけとかつながりを他の誰かの中とか社会の中に残せるような生き方がしたい。



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