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お家で前向きに取り組めないのはなぜ?

教室ではしっかり頑張っているのに、お家では頑張れない。

なぜか、そういうお子さんが多くいらっしゃいます。

まずお伝えしたいのは、
お家では頑張れないから、ダメなんだ!!と思ってしまわない。

公文公さんの言葉に、『悪いのは子どもではない』というのがあります。
できない原因は、「子ども」にあるのではない、
指導者である私はもちろんのこと、
分析的思考をすることが大事です。

分析的思考とは何でしょうか?
「なぜ?なぜ?」を繰り返して、原因を見つけることです。
感情的になって、全部ダメなんだ!!とならないこと。
公文がダメなんだ!とならないこと。
公文=勉強です。将来の仕事に例えられるかもしれません。
「なぜ?なぜ?」思考をする際、気を付けるポイント
・人のせいにしない
・自分が変えられない何かのせいにしない
・敢えて言うのなら、「公文のせいにしない」
自分が手を打てることに原因を見出すことが大事です。

大人もやる気が出ないときがあります。
でも、頑張らないといけないことが分かっているから、頑張るんです。

気持ちの持ちようも大事です。前向きに、ポジティブに考えること。
相手は子どもですから、いかに楽しい雰囲気に持って行くか?
どんなことでもそうなのですが、後ろ向きな気持ちでは良い方向には進みません。子育ても同じだと思います。

『子どもは学ぶことが好き』、勉強が苦行という思い込みからの脱却をしましょう。教室で見ていても、子どもはみな「熱中」していて、私も褒めるとか、そういうレベルではなくて、感心して見ていることが多いです。
難しいときはやる気を失うこともあるでしょうが、ほとんどの子がちょっとしたヒントで前に進んで行きます。時にはブーブー言っている子もいます、なんで小学生なのに、「因数分解」しないといけないの~?とか・・・
でも言いながら半分自慢しているな、この子、と思って笑い合っています。
お伝えしたいのは、こういう光景です。こういう雰囲気を家庭に持ち込めないかなと、最近は、いつも思っています。
宿題やりたがらないのよね、勉強を嫌がっているんじゃないかしら!?このままで大丈夫かしら!?ではなくて、

「うちの子、本当はできるんだよね。」
何でやりたがらないのかな?
今日は新しい教材なのかな?眠たい?お腹が空いた??
というような、うちの子はできるんだけど、という前提があっての「今日どうした??」が良い。
理由を考えてみたけれど、ここしばらくずっと不調で、理由も分からないということであれば、ぜひ教室の先生に聞いてください。
何度もお伝えしますが、こじれる前に、親子関係や、子どもの気持ちが戻らなくなる前に、お伝えくださいね。
親子の信頼関係がしっかりある家庭では、公文がうまく進んでいくことが多いです。

教室でも子どもの雰囲気は見ています。
ただ、たまに教室では全く不調を見せない子もいます。
お家の人からの連絡がありがたいです。

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