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「お母さんのこと許せない」と長男から言われた話。

先日、小2長男から「お母さんのこと許せない」と言われました。

その原因は、私が長男の服を勝手に処分していたこと。
そのTシャツは泥まみれで、何を試しても汚れが取れなかったので、「さすがにもうこれは着られないだろう…」と思い、衣替えの際に長男の承諾を得ずに処分してしまっていました。

暑くなってきた頃。
長男:「あれ?ない!!!!お母さんあの黄色のTシャツ知らない?」
私:「・・・。(まじかよ~処分してしまったよ。覚えていたのか…)
長男:「ぼくあの服好きなんだよ」
私:「・・・。(どうしよう。これは正直に言おう…)
私:「・・・ごめん。あの服すっごく汚れてたじゃん?だからリサイクルしたんだよね。(実際に古着回収に出したので、確かにリサイクル…)○○に聞かずにしてしまって本当にごめんね」
長男:「・・・」

長男は泣き出しました。
そして、長男から「お母さんのこと許せないよ」と言われたのです。

「許さない」のではなく「許せない」の重み。

「許せないよ」と言われたのは初めてでした。
「許さない」のではなく、「許せない」と涙ながらに言われました。
悲しそうな表情でした。(怒るというよりもショックな感じです)
そしてその時気付いたのです。
私は子どもに甘えていたのだと・・・。勝手過ぎた。どこかで許してくれるだろうと思っていたのだと。

長男が生まれてもう少しで8年。持ち物の管理は私がしています。ランドセルや筆箱、靴などは長男のリクエストを聞いて揃えています。服はだいたいが親戚からのありがたいお譲り。サイズアウトしても、状態がよかったら次男にお譲りする感じです。
いずれにしても、その判断は私がする感じです。

でも、今回のことが起きて、「もう赤ちゃんではないよな・・・」って改めて感じました。今までは「私が〇〇しなくちゃ!!!」と思っていたけれど、全部が全部そうではなくなったんだなと。

子どもの方が大人だったりする。

長男があまりにもショックを受けていたので、少し距離を置き過ごしていると、しばらくして長男が「お母さん、さっきはごめん・・・」と言ってきてくれました。「いやいや、お母さんこそごめんね」と言いました。

長男の方がだいぶ大人です。「謝る」ってなかなか出来ない。
しかもこの件は長男は悪くないです。おそらくですが「こんな空気にしちゃってごめん」ということなんだと思います。(こちらこそごめん)

空気感。それはお金では作り出せないもので誰にも真似できないもの。人との空気感はそれぞれ違いますよね。子ども3人それぞれと1対1になるとその空気感の違いに驚きます。

子どもから学ぶことは日々たくさんあります。先日長男の小学校の運動会でしたが、みんなの頑張りに胸が熱くなりました。大人の姿を見て、子どもが胸が熱くなることってあるのかな?それはどんな場面かな?と考えるきっかけにもなりました。

最後までお読みいただきありがとうございました。
介護福祉の職員のみなさんいつもありがとうございます。
では、また金曜日♪





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