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徒然雲 雲の旅 ジャワ島【Semarang】

昨日はほぼ徹夜状態ったので、よく寝ました。
でも意外と早く目が覚めるのは・・・歳のせい?

朝食付きにしなかったので、とりあえずミネラルウォーターとお菓子を食べながら朝やるべきことに着手。

今回、eS IMというものでスマホのWi-Fiを繋ぐことにした。

購入してインストールまでは簡単にできた・・・

回線切り替えがなんだかな〜?の保留で出国して、いよいよ繋げなければならない状態に。

できてるのだかなんだか分からないので、購入した会社とチャットしながら
教えてもらった。
手取り足取りで無事開通。

ふ〜〜ん、時代はもうこうなってるのね。
空港でWi-Fiルーター借りたり、現地でのSIMを差し替えとかしなくて良いのです。

これでどこでもネットはOK。って地図ぐらいしかみないけど。
その地図もよほどのことがない限り見ないタイプ。

一仕事終え、次は両替。

ここまで現地通過持たずにやってきた。

クレカで現地通貨を引き出せるはずが、なぜかできず・・・
仕方なく、持ってきた¥を両替することに。


ホテルを出て、教えてもらった両替所を目指す。


昨日、交通事情は見たのでそんなに驚かないが・・・

実際歩くと、歩道が歩道じゃないことがわかる。

歩道は駐車スペース。

では歩行者は・・・車道を歩く。

これ、ここの常識。


歩道の状態
ポリス前ですが・・・



途中のモールにスタバがあり、朝のコーヒーとシナモンロールで腹ごしら。

やっぱり安心?!

日本ではあまり行かないのに・・・笑


そして、ちょっとウロウロしたが無事両替も完了。

カード払いが普及しているが、やはり必要なものなのでね。


次は、明日のバスの予約をしにツーリストインフォメーションと同じ場所にあるというバス会社へ。

車道、時々歩道を歩きながら、街の様子も観察。

お世辞にもキレイとは言えない街というか道。

バリアフリーとは程遠い、普通でも歩きにくいボコボコガクガクの道。

そこに何をしてるんだか?の男性が座ったり寝転んだりしている。


建物はなかなか素敵なものがあるのに、なんだかもったいない状況が
この国の現状とみた。





クローズされていた
もったいない・・・



ここもクローズ




トロピカルゲート




植栽は物干しです




途中にバティック屋さんがあったので入ってみた。

お馴染みの古典柄から、現代風のものまでたくさんの種類を展示していて
もう、ワクワク。

でもまだここは見るだけ!

と言い聞かせ、色々見せてもらう。

残念ながらスタッフの方は誰も英語をしゃべらないようで、詳しいことは何も
分からず。
唯一理解できたのが、柄の切り替えで男性用というのがわかるということ。






スキ


ワヤン・クリッ柄
雲がいい


ワヤン・クリッ柄
赤黒がいい



街にもバティックっぽいデザインが、ちょいちょい出てくる。



歩道橋の柱



歩道橋の壁







公共バス乗り場




目的のTourist Information Centerへ到着。


ドアは立派だが・・・
肝心の案内所機能が全然ダメ!



TICに隣接した場所にソロ行きのバスが出ているということで、
確認とチケットを購入して明日に備える。


道路の反対側にあるモールで、本日2回目のスタバ休憩。



モールのバイク置き場
ぎっちぎち



一休みしたら、やっと観光らしいところへ。

モールのほぼ隣に位置する

ラワン・セウ / Lawang Sewu

ジャワ語で「千の扉」という意味のラワン・セウは、スマランの歴史的な建造物。
スマランは、1867年にインドネシアで初めて鉄道が開通した場所として知られている。当時オランダ植民地時代の1907年に、東インド鉄道会社のオフィスとして建てられた。
その後、時代に翻弄され、日本軍やオランダ軍のオフィスとして使用され、現在は、インドネシア鉄道会社の管轄下にある。

インドネシア中部ジャワ州観光局情報より






日本の敗戦後、旧日本軍の武器の引き渡しを巡って、インドネシア独立派と旧日本軍が衝突し、双方に多数の死傷者が出た(スマラン事件)というのがあったらしい。


とても美しい建造物なのですが、歴史の背景を知ると
戦争に翻弄された現地の状況がここにもあったと、ちょっと複雑な思いになる。

また、植民地支配というのは全くいいことではないのだが、そこに残る建築や文化をみると、その当時に一時でもこの場所が美しい街並みに整い繁栄したわけで、
結果的に現在、文化遺産のようなものになっているという皮肉なもの。

もし植民地支配されていなかったら・・・
全く違った文化や発展の仕方をしたのでしょう。



社会科見学らしい学生がたくさん訪れていた。



プルメリアが満開



屋根裏






熱帯スイレン


ちょうど最近フォローしてくださったume_hiroさまの記事を拝見していたら
まさにこのコがご紹介されていて、熱帯スイレンということを知りました。

茎が長いのです。




鉄道博物館側



1864年にジャワ島で初めて鉄道区間として着工、1867年8月にスマラン - タングン間約25kmで運行を開始した。

ジャワ島内陸部のプランテーション農産物が鉄道でスマラン港に輸送され、世界市場へと輸出された。


















静かな敷地内を出ると、そこはまた喧騒の渦。

本日の目的はほぼ終えたので、のんびりホテルに向かっててくてく歩く。

歩いているだけで、ツッコミどころ満載の街。



横断歩道を渡る人は一人もいない
でも高いところからの様子を見てみたいので
横断歩道があると渡っていた(笑)





おっちゃん・・・
どうやって曲がってきた?





今日はここまで!
いえ、休憩中でした
でもここならありえると思った。
ここで終わりって・・・





キレイなものもありますよ





なかなか面白い建築が多い




そうそう、この辺にコリアンレストランがあったはず。
タクシーで見た記憶が・・・

と思っていたら出てきた。

インドネシア料理というよりも、ちょっと胃腸に優しいものを食べたいと思っていたので、ランチはコリアンにした。





やはり暑い時は冷麺! どんなのが出るのか不安だったが
まあ、アメリカでもコリアンはそんなに外れなかったので大丈夫でしょう。



まずは小皿がたっぷり出る
キムチ、ナムル、元気が出るわ。
ご飯が欲しくなる



冷麺
氷が浮かんでた


喉越しよく、さっぱりしていて美味しかったですよ。


ということでインドネシア料理はまだまだ出てきません(笑)


そしてまた喧騒の中を歩く。





車のクラクション、車、バイクのエンジン音と同時に、モスクからコーランの調べ?が大音響で流れてくる。
これ、朝の4時だか5時から数時間おきに聴こえてくる。



この塔の上にスピーカーが四方八方に設置




そう、この街を歩いていて思い出したのがエジプトのカイロ。

カイロの街もこんな感じに通りに屋台が出て、男性はウダウダしていて
車やバイクのカオス、そして街中に響くコーラン。
よく似てる。



イスラム教会







ある屋台のバナー




ぐるっと回って、朝に立ち寄った方のスタバに戻った。
朝、購入の時にグランデにすると一杯無料になるというので、それにした。

ということで、帰りがけにアイスコーヒーを持ち帰ることに。

朝の店員さん、すぐに「コーヒーだね」って、名前まで覚えていてくれてた。

プロだわ!


ホテルに戻り、部屋でコーヒーを飲みながら写真をダウンロード。

今回の旅、とても戻って最初から思い出しながら綴る自信も時間もないと思い、
どんどん記録をアップしていこうとPCも持ってやってきた。


ということで、日が暮れてきたら、昨日かなり気に入ったループトップバーにPCを持参し、ここで記事を書くことに。

夜景を見ながら、ビール飲みながら、こりゃいい〜!



ここはどこ?
という感覚



ビンタンビールがなく
今回はPROST
これもインドネシアのビールらしい
味は普通


今日のつまみは
ファヒータ
ここはメキシカン系が得意らしい・・・?!




ここで3時間ぐらいずっと記事を書いたり、ボーッとしたり過ごし、
とても居心地の良い、改めて相当なお気に入り場所になったのでした。







インドネシア一日目、よく歩き、この街の様子や位置がなんとなく頭に入った。
来週戻った時は、もう少し効率よく動けるでしょう。

海外でよく思うのが、通りの名前が細かくついているのでわかりやすい。

まずは明日から次の街へ移動します。




ジャワ島





つづく


いただいたサポートは古道活動に使わせていただき、歩いた記録をお伝えしたいと思っております。よろしければよろしくお願いいたします。