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昔は良かったと言ってもいいんだぜ!

「昔は良かった」とか「昭和は良かった」とか言うとバカにされるが、だからどうした? だって本当じゃねぇか!昔は、昭和(戦後だけね)は良かったんだよ。

昔は、昭和は貧富の差なんて特になくてさ、皆が貧乏だったし、人間らしい日々を送っていたんだよ。テレビ番組は今のように素人みたいな芸人やYouTuberと称する動画バカは皆無で、クレージーキャッツやドリフにコント55号など本物ばかりの破天荒で面白かったし、緻密に作られた映画は2本立てで入れ替えなしの500円だったし、小説や漫画だって凄く面白かった。漫画なんてドラゴンボールあたりから戦闘モノばかりが人気を博して少年の精神を狂わせている。

僕のような人間が多いからだろうか?最近は昭和のTVドラマの復活放送が盛んである。「おやじ太鼓」「無用ノ介」が放送されていて、それに、今まで気がつかなかったが、いつの間にか山口百恵の「赤い迷路」も放送されていた。これには松田優作も出ている。

今週末には水谷豊が小学校教師を演じて人気を博した「熱中時代」も放送される。これらの内容はもちろん、僕が特に注目しているのが当時の昭和の風景である。当時の建物とか道路状況などを観られるだけでも嬉しいのである。当然、録画しているから昭和の情景や文化に当時の人間の思考などが記録できる。

ところが今のテレビや映画文化というのは、そもそも製作費がないから廉価の即席ラーメン以下の代物。脚本も演出も何も考えていないと思われるほどに酷い。特撮映画も、僕のような少年期を送ってきた人間が、ひねくれたヲタク知識だけをひけらかしてリメイクして原作の名誉を穢すようなモノばかりが現れる。それらはすべて軽薄で、今の似非保守政治家やルフィ強盗団のように短絡的で中身がない。中身の無いものを「ピーマン」と呼んだ時代があったが、ピーマンには次代を担う種がある。今の世の中は種のないピーマン・・・イヤ、違うな、ピーマンは本体そのものが美味しいのであるから、ピーマンに申し訳ない。中身がなくて毒にしかならないものって何だ?

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