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夢日記「徒然なるままに夢を見て」2022/11/21

昨日は目黒まで打ち合わせに出かけた。物凄く疲れた。普段は暇なくせに、たまに出かけると肉体的にも精神的にも疲れてしまう。最近は怠け者の腐った性根が出っぱなしだ。だからだろうか、目が覚めては寝るたびに夢を見て、合わせて3つの夢を見た。

「雪の山荘殺人事件」


殺人鬼を逮捕したあとに山荘で過ごしている。殺人鬼は双子で、兄か弟かどちらかはわからないが、ひとりは捕まえた。もうひとりは捕まっていない。僕は警察関係者なのだろうか?

山荘では数人の人たちがいて、仲良く話している。どうやら家族のようだ。家族は顔が見えぬので僕の家族かどうかわからない。若い夫婦、年老いた夫婦の4人だ。

山荘のまわりには雪が深く積もり、その上に綿雪が降っている。その情景は幻想的だ。

若い夫婦が2階に誰かを連れて上がっていくのが見えた。戦慄した。彼らと一緒にいるのは殺人鬼兄弟の片割れだった。
「そいつは殺人鬼の片割れだ!」叫ぼうとするが、慌てて声が出ないばかりか体も動かない。そのうちに犯人の片割れが僕に向かって走ってくる。恐怖で叫ぼうとするが、やはり声がでない。体も動かない。

「あわわわわ」という声だけが聞こえる。自分の声だが他人の声のようでもある。もの凄い恐怖感だ。

「どうしたの?」目が覚めた。悪夢だった。かみさんに揺り起こされていた。
「殺人鬼に襲われそうになったんだ」と、答えた。
恐ろしい夢を見ると必ず、かみさんに起こされる。助けられるのだ。

「締め切り」

悪夢を見たあとにトイレに行ってからまた寝る。

女と、男が数人。出版社の人間らしい。女と荷造りか何かの作業中。しばらくして締め切り間近の記事を描くのを思い出した。また徹夜だと覚悟を決める、女は年下で、先輩なので態度が大きい。

作業場から編集部(散らかっていて布団部屋のようだ)に向かう途中。突然プールか温泉の浴場を通る。しかも水中である。大きなイカのようなルアーがひらひら頭の上を泳いでいる。鯉のぼりも同じ方向に向かって泳ぐ。

それどころじゃない。締め切りに焦りながら編集部に歩いてきたのだった。早く記事を書かなくちゃ。

また、目が覚める。かみさんがゴミを捨てに行くと言う。

再び寝る。

「フィギュアの街」

コンビニに入る。たぶんコンビニである。

レジ近くに映画館で売られていたガメラと冷凍怪獣バルゴンのフィギュアが置いてある。バルゴンを買おうと手に取る。

レジ横には、昔のフィギュアや玩具がたくさん売られている。どういうわけか、みな縦長の箱に入っている。オタクな僕には喉から手が出るほどに欲しいものばかりだが、そのなかに玩具のピッチングマシンがあった。僕が子供の頃に勝手もらったものだ。値札を見ると580円だった。安いので買おうとする。バルゴンのフィギュアとふたつで1000円ちょっとなのに、今は手持ちの金がない。明日買おう。どうせ売れないから。店を出る。

明日買うにしても、かみさんに無駄遣いの言い訳を考えながら会社に戻る。
あ、記事を書かなくちゃならない。締め切りに間に合わない。
途中の道は、田舎の広い道で、ふと見上げると崖の上に美容室がある。大きな窓のなかには2メートル以上もある巨大なマネキンが飾ってある。

「美容室を辞めるのでフィギュアを持っていく」と誰かの声が聞こえる。

雪の女王のようなマネキンだ。2メートル以上もあるモノをどうやって運ぶのだろう? 

そんなことより原稿を書かなくちゃ。

出版社のエレベーターに乗ろうとすると社長と編集長たちが乗り込んできたので譲って降りる。僕は社長も編集長も嫌いなのだ。

そこに爆弾を使う殺し屋がやって来て、エレベーター内に爆弾を放り投げる。爆弾は、爆弾魔が持っているスイッチで爆発させるらしい。

「爆弾魔だ!」と社長や編集長がエレベーター内で右往左往している。エレベーターから出て逃げりゃいいのに…。周囲も大騒ぎする。そこに刑事たちがやって来るが無意味に大騒ぎしているだけだ。

「あんたら拳銃を持っていないのか?犯人を撃ち殺せばいいじゃないか」と言うと、一人の刑事が拳銃で爆弾魔を射殺する。射殺するところは見えなかった。

そこに女性たちが階段から来るのが見える。エレベーターの向こうの壁が透明なのだ。爆弾が爆発するかもしれないので「来るな!」と叫ぶ。女性達はキョトンとしている。

僕は内心で「社長が爆殺されずに残念だ」と思う。そんなことよりも、早く記事を書かなくちゃ。気は焦るばかりだ。

目が覚めて、締め切りがないことにホッとする。「これじゃ、また会社に勤めるのは無理だな」と呟く。

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