見出し画像

花粉症

「セルフメディケーション控除」

僕は10年以上前から酷い花粉症アレルギーです。耳鼻科で調べてもらったらダストアレルギーでもありました。だって、僕の家の中はモノに囲まれていてホコリが溜まりやすく汚いのです。

ダストアレルギーはともかく、スギ花粉症は、そもそも国策の植林の失敗から発生した病です。それなら国がスギ花粉アレルギーに必要な「マスク」「薬」「目薬」などの費用を負担するべきじゃないですか? 今でもそう思っています。

「花粉症の薬は『医薬品』と表示されてあれば、医療費控除を受けられるのよ」かみさんが言います。

「ほら、ここに書いてある」かみさんが指さしたアレルギー薬と鎮痛薬の箱には「セルフメディケーション 税 控除対象」と印刷されています。

薬の箱に「セルフメディケーション 税 控除対象」と印刷してあります。

「あ、ほんとだ」
「湿布もだよ」
「ふーん…国のやることなんか感心したくはないけれど、控除対象なら…」
「いいの?」
「よくないね。国策の失敗は国が“肩代わり”して、責任をとるもんだ。国が責任とりたくないからって何でもかんでも民営化して、原発だって、受動喫煙害だって訴訟しても有耶無耶さ」

しかし、厚労省のサイトでセルフメディケーションについて読むと…

「あああ!ダメだよ。医療費控除を受けているものはセルフメディケーション控除は受けられないんだってさ」
「ええ!あ、本当だ。医療費控除かセルフメディケーション控除のいずれ化を選べって厚労省のサイトに書いてある」
な、国ってのはこんなもんだよ

まあ、「健康だから医療費控除なんか使わない」と言う人のなかにも花粉症の人はいるでしょう。合計1万2千円以上使う方は、セルフメディケーション控除を行なってください。

「花粉症の用意」

僕は花粉症の季節になると、かなりの量の花粉アレルギーの薬や目のアレルギーを鎮める目薬の市販品を買います。まったく腹が立ちますね。

薬品だけでなく、外出する際には高機能な「N95マスク」と「保護めがね」で顔を覆って出かけます。重装備ですが、コロナ禍ですから我慢できます。

N95マスクとは、米国の労働安全衛生研究所(NIOSH)のN95規格をクリアした微粒子用マスクのことです。「N」は(Not resistant to oil)、耐油性がないことを意味します。「95」は、試験微粒子を95%以上捕集できることを意味しています。もちろん、それ以上の99%、100%という捕集率のものもあります。N99、N100ですね。耐油性ありマスクR(Resistant to oil)防油性ありマスクP(Oil Proof)もあります。耐油性マスクのR99、R100と、防油性マスクのP99、P100という具合です。

昨年あたりから政治家や芸能人がするようになった「KF94マスク」というのがあります。KF94とは「Korea(コリア)、Filter(フィルター)」でKF、94というのは、微粒子の捕集率94%を意味します。韓国における防じんマスク規格です。これはN95ほどにゴツくなく女性っぽいので女性に人気がありますね。

僕はN95マスクの上下2本のゴム紐を後頭部で止めるのが嫌なので、ゴム紐をはさみで切って2本にして左右1本ずつ通してサージカルマスク(外科の手術時に使われるなどの要は医療用マスクの意味ですが、今では一般的に使用されている不織布マスクのことです)のようにして使っています。

花粉症といえば、目も大変なことになっちゃいます。僕は、くしゃみよりも目の痒み地獄に苦しんでいます。外出時には保護めがねをします。花粉が入りにくいようにレンズ部がカップ状になっているものです。

ですから花粉症の季節には、かなりの出費になるんです。困ったものです。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?