言語
毎度、とりとめのない話を一席…。
昨日は、カルチャースクールで文章のことから波及して「言語について」話しました。受講生さんのひとりが「日本人は英語を使える人が少ないですよね。企業でも英語ができないと働けないほどなのに、何故、学校ではもっと積極的に教えないのでしょうかね?」と言うのです。
ん?今の学校では僕らの頃とは違って英語学習も充実しているはずではないの?
やっぱり、英語教育は進んでいるじゃん…。でも実際はわかりません。僕は子どもを育てたことがないからです。
でも、スクールで、僕はよく調べもしないでいい加減なことを言っちゃったんです。
「60年代70年代の安保闘争の頃の左側に尖った人たちは“反米=嫌英語”という雰囲気があったと思います。所謂、サヨクの人たちですね。それに、今の政権というか保守的な考えの人たちは、ウヨクでありますから英語を忌み嫌っているのではないですか? 政治家というのはウサヨク混在ですけれど、まあ、そういった根本的な考えがありますからね」というような、トンチンカンで出鱈目なことを言ってしまったのですね。ああ、何てことを…。
今の政治の保守というか、純粋右翼ではありませんね。戦後のGHQ占領下にすっかりアメリカ隷属を許す「親米ウヨク」になっておりますからね(おかしな人たちです)。だから主に白色人種(差別してません)の異人さんには、大半が揉み手ヘイコラ態度なのに英語を覚える気はないという人たちで、言語を重要視していないのでしょう。それは現代思想として滅びてしまった(個人の見解です)サヨクの人たちも高齢化が進んで言語を重要視していないのではないでしょうか? 彼らは、多分、今さら英語なんて覚える気はないのです(あくまでも個人の考えです)。
僕はその安保闘争の少しあとの世代なのですが、どうも周囲の雰囲気に飲まれてしまったのか、戦争を知らない世代であるにも関わらず、反米精神を受け継いでしまったようです。
当時は世界中で英語が使われていたわけではないのですが、サヨクの人たちは「オレたちは反米ゆえに英語が嫌いだ。しかし、日本語が世界標準語になることは難しい。それでは他の言語を世界標準言語としよう」と考える人もいて「エスペラント語」などという言語が一時的なブームになったりしたのでしょうかね。
僕としては世界標準語なんてどうでもいいですが、英語が多くの国で使われているのだったら「仕方がない」から英語使っても良いではないですか。英語はアメリカだけで使われている言語ではないですからね。何かあったら英語を使えば救われる可能性は高いですしね。所謂、危機回避のひとつだと思えばいいのです。でもね、僕は、今さら英語も他言語も覚える気はないのです。日本語にこだわっているわけではないのです。英語だってその他の言語だって理解できれば翻訳業もできますし、仕事になりますからね。英語話せて読み書きできればいいですよね。
仕事になる言語と言えば「プロフラミング言語」でしょう。
僕は職業訓練所で、Webデザインを勉強した際にHTML(というかAdobe Dreamweaverですがね)と、わずかにJavaスクリプトを勉強しました。テキストを見ながら必死で勉強しましたが、お金がないのでアプリケーションソフトを購入購入できずに、結局は無駄な勉強になりました。もうすべて忘れちゃいました。HTMLは、プログラミング言語とまではいきませんが、ま、マークアップ言語というようですから、一応、言語の一種のようですね。
「Java、PHP、JavaScript、C/C ++、C#、Python、Ruby…」いろいろとありますね。
僕の離職後の恩人である方は「我が子には小学生の頃からプログラミングの勉強させていますよ。これからは学歴よりも、こういった技術が重要なんですよ。あなたみたいに食いっぱぐれる心配がない」と言って笑うのです。
確かにそうなんです。
僕の数人の知人には、JavaやC言語などを身につけていて、ある程度年齢がいってもシステム開発に欠かせない技術者になっています。羨ましいですね。
もうひとつは手話です。
手話というのも、ある意味、言語です。
僕は出版社を辞めてから、企業宣伝のお手伝いやカルチャースクールの講師のほか、職業訓練校に通ったり、生命保険やクーポンの代理店などを経て、数年前には住んでいる町の市民講座にあった“手話”を勉強しに1年間通いました。
トイレには「指文字」(指で50音文字を作るのです)のポスターを貼ったりして、かなり真面目に勉強したんですが…手話も試験だ何だかんだって結構お金がかかるんですよ。それに僕は基本的に発達障害らしくて、興味の持てないものには飽きちゃうんですね。
おまけに「あなた男なのに昼間から何しに来てるの?」なんて逆セクハラみたいなことを言われたりして、いやぁ~世の中に簡単な仕事は常識や恥を知らなくてのできる政治家ぐらいのものでしょうね。
ま、とにかく、これからのカルチャースクールでは、いや、普段も、きちんと調べてからモノを言うようにします。
言葉は難しいですね。
ああ、僕の言葉は誰にも届かないのだけれど、叫びたくなるのだ(笑)。
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