いつもそばにいて欲しい君へ
買ってよかったもの。
それは歯磨き粉です。
単純にストックがなくなり、使用中のチューブにも4分の1ほどしか残っていなかったから。
歯磨き粉を使うたびに寿命が縮む思いでした。
かと言って、一度に使う量を微妙に減らすことはしていませんが…(^^;;
私の愛用している歯磨き粉は定価で買うと1,400円ほどなんですが、街へ出て安いドラッグストアで買えば1,000円で買えるんです!
以前は仕事帰りに買いにいけていたのですが…
明るく引きこもっている間にストックがなくなり、ラスト一本のこの子。
ダイエット中でもない君が痩せ細り、減量を心配するかのように緊張が込み上げてくる日々を過ごしました。
明日こそは…街へいこう…
この際?違う子を選ぼうか…
誇り高き定価の君を手にしようか…
もう私の思いは憔悴しきっていました。
そもそも歯磨き粉だけではなく、日用品の在庫は常に予備の予備まで置いておきたいタイプなので…
こんなになるまでいた自分を悔い、反省したり、動揺する自分に腹立たしさや、言いようのない焦りと、心にポッカリ穴が空いた喪失感に…
ようやくエンジンがかかりました。
意を決して街へ…
そして数年ぶりの再会。
心に光が差し込むような、全身に力がみなぎるような、マスクの下の口元がニンマリ微笑むこの満たされた感じは…
体中の細胞が喜んで熱狂している。
絶望的なドン底の気持ちにストレスすら感じていた私が一気に息を吹き返す。
買ってよかったもの。、、
それは…当たり前にいつも私のそばにいる君、あるべき日用品(今回は歯磨き粉の君が主役)だった!
当たり前にあるモノこそ、心を満たしている存在だと改めて感じました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?