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3月前半のまとめ

●2月〜3月現在まで作ったコード作品 …… Processing(44)・P5.js(61) 

思うところあって、2月途中からp5.jsを多用しています。
そして勉強のために、色々なコードを写経しています。

●最近の気付き
SNSにupした2つのコードを見ていて、2年前にグループ展に出した作品を思い出しました。迷彩柄は自然をとても端的に表現している模様なんだけど、それがすぐに軍隊、戦争に結びついてしまう。その意味合いを引き剥がしたいというような気持ちがあります。

Gallry Art Pointにて

これは2022年のグループ展に出した作品なので、コードのコの字も知らない頃だけど、画面中央に小さいモニターがあって(写真をスライド表示するもの)この作品のメイキングというか、下描きからだんだん密度が高まっていくのを記録した画像がずっと流れています。コラージュとペイントで構成されていますが、ところどころにチェック模様が入っているのがわかるかな?

最近作ったコード作品のうち

これ↑とか、考え方としてはとても近いなぁと。
ツールが何であれ、やってることはいつも同じだと思ったのでした。

●3月に行った展覧会
豊島康子展(東京都現代美術館)
大ボリュームで、視点が一貫していてとても興味をひかれる展覧会でした。会期終了間近に滑り込みで行けて良かった。ベニヤのパネルとか、もう実感を持ってわかる〜っていう感じで。もの派の考え方と、どうしても造る人(造っちゃう人、造りたい人)との合間に独自の視点を挟み込んで行った作品でした。

同時に開催していたMOTコレクション展も駆け足で見たけど、
なんとジェニファー・バートレットの作品が!
写真が撮れないエリアでとても残念。

豊島康子展より

広がるコラージュ(目黒美術館)
コラージュ作品を作っていて、紙のヘンタイを名乗っている私としては、外せないと思って行ったのですが、ちょっと残念でした。
どちらかというとシュールレアリスム方向に、異なるものを組み合わせる視点で意外とあっさりの展示。
もっとゴリゴリに重層しているものとか、シュヴィッタースのようなメルツ系のものが見たかったなぁ、と。岡田謙三のコラージュは好きだったし、桂ゆきの大作も見られて良かったけど。こちらも写真は撮れず。

同時開催の飯田善國展は、動く彫刻のイメージが強かったこの作家の初期の油絵(梅原龍三郎教室だそうで)とか、遠くから見たらジョセフ・アルバースみたいに見える半立体とか、カラフルなポスターとかが新鮮でした。

一番右は子供たちのコラージュ作品

今後に向けて色々体制を立て直しました。
しかし3月後半は、仕事が立て込んでいるのでどうなることやら…です。

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