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取材の進め方~心がけていることまで。取材のイロハを伝授

POOLOJOBの課題で「地域の魅力を伝える」というのがあり、地元・沖縄で活動する同世代を取り上げました。
この記事では、記事で取り上げるために取った行動や心がけていたことを紹介します。

進め方

①取材地域の選定
↓↓↓
②取材する人や場所の候補をあげる
↓↓↓
③候補者の決定
↓↓↓
④アポ取り
↓↓↓
⑤取材&写真撮影
↓↓↓
⑥記事執筆
↓↓↓
⑦先方の確認
↓↓↓
(添削)
↓↓↓
⑧掲載

この順番で進めていきます。
ひとつずつ紹介しますね。

①取材地域、②取材する人や場所

取り上げてみたい!取材してみたい!

そう思った人や場所を思い浮かべて候補を選びます。その際、①と②が同時でもOK👌

何について聞きたいのか。

これが重要になります。

今回のケースを当てはめてみると、
取材地域⇒沖縄
取材する人や場所⇒県内で活動している同世代

になります。
「県内で活動している同世代から話を聞いてみたい」がスタート地点でした。

この際に、何について書くのかまで見えたらvery Goodです!

③候補者の決定

取材してみたい人や場所の候補をあげたらリサーチです。

どんな人?
どんな場所?

取材してみたい内容を調べていきます。
開業ストーリー、その人が活動する理由、地域への思いなど。
調べた中で好奇心を燻るものがあるはず。
それを探し、アポを取る際の材料を探していきます。

④アポ取り

アポをとる方法はさまざま。
直接交渉したり、メールやSNSを使って連絡をとったり。
アポを取る際は、初対面なので失礼のない文面を心がけていただければ🙆‍♀️

必ず入れているのは、「自己紹介」「なぜ取材したいのか」「記事の公開方法」の3点。
知らない人から連絡来るのは怖いので、怪しい人ではないということと、取材する意図を説明できるとよき🌸

⑤取材&写真撮影

取材日が決まってやることは、取材前リサーチと質問リストの作成。

対象者のSNSを調べてどんなことを発信しているのかチェック。ホームページがあればそれを読み込む。また、過去に取り上げられた記事があればそれを読む。時間があればその人が参加したイベントや仕事を調べてみる。

ある程度、情報が集まったら質問リストを作成する。

私の場合は、「パーソナル」「仕事」「今後」のように大きな項目を作って聞きたいことを箇条書きにしていきます。重複した内容でも書いておいて、後で整理する。もしくは、取材している中で引き出しを変えるなどしています。

この調子で考えると20-30個出てきて収集がつかなくなる時があります😇
その時は質問に優先順位を付けます。

◎⇒必ず聞く
○⇒聞けたら聞く
△⇒聞かなくてもいいもの
‪✕‬⇒聞かない

優先順位と照らし合わせて箇条書きした質問の横に書き込み、可視化させます。
取材時は優先順位つけたものから順番に聞くようにしています‪💡‬

事前にロケハンできるなら写真撮影スポットを決めておくとよいかも。

⑥記事執筆、⑦先方の確認、⑧掲載

取材後は、文字起こしをして記事を執筆。書き上げたら先方にチェックをお願いして、OKが出たら公開!

心がけていること

○簡単な企画書をつくる

個人的な取材でも企画書を書いています。
本業の時はその場で説明することが多かったのですが、マーブルスクールに通ってからは企画書に取材依頼の理由や想定質問集をまとめるようにしています。そうすることで、相手も安心して引き受けることができます。

今回は、「依頼理由」「大まかな取材内容」「記事を掲載する場所」を書きました。想定質問集を作れたら良かったのですが、時間が足りず、質問の軸となる5項目を記載してメールで送りました。

○メールやSNSでアポとる時は誰か分かる文章かつ取材の意図が分かるようにする

大学に在籍していた頃、クセのある大学教授がいした。その人はタイトルに学籍番号と名前を入れていないとフィルターでメールの受信を弾く先生でした。
その先生限定でやっていたことを今では全てのメールでするようになったものがあります。

タイトルに、「メールの件名/(所属)・名前」と記載することです。
件名も分かりやすく、【取材依頼𓏸𓏸様】や、「○○について」などタイトルだけで内容がわかるようにしています。
また本文では、取材したい理由、聞くこと、記事の掲載時期を記載します。企画書に書いている内容の要約ですね。

そうすることでメールが返ってくる確率が格段に上がりました👏
メールに限らず、最初に入る情報が重要であることを痛感しました🤣

○取材時は2台で録音

取材する時は、相手に録音する許可を得てICレコーダーを回します。
オンラインの時はzoomのレコーディング機能を使い、対面の時はICレコーダーと携帯電話で録音しています。

2台で録音するようになったきっかけがあります。
記者をしていた頃、1人で県外に出張に行き取材活動をする機会がありました。その時は頼る人もいなく、ライバルと共に行動する日々。ある日、ICレコーダーを回したと思いこみ、歩きながら話を聞いていました。話を聞いてレコーダーをみると0秒。録音されていませんでした。
その時はICレコーダーに頼りきってメモを少ししかとっていなかったので真っ青に…。

脳裏に1つの言葉が浮かびました。
「機械に頼りきらず、メモする癖をつけろ」
どんなときもメモだけに頼り、ICレコーダーは付録と思えと言っていた上司の言葉が聞こえたのです。

顔が真っ青になりましたが、録音していなかった取材はボツに。追加で取材することになったので杞憂に終わりましたが、追加取材が必要になる場面が来るまでは生きた心地がしませんでした😇
以降、会見やインタビュー、聴き逃しては行けない取材は2台で録音することにしています。

ヒヤッとするのはあの時だけでいい。
二度と味わいたくない瞬間でした。

まとめ

参考になりましたでしょうか?
「心がけていること」で取り上げた3点の中には、日常生活でも使っているものがあります。

参考になった!と思ったものは取り入れてみてくださーい。

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