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首里城消失から4年

昨日、100日連続投稿を達成した感想をこの記事で書こうと思いましたが、もう少し先にします。
今日は10月31日。
ハロウィン🌚👻🎃🕸🕷ですね。
ハロウィンであると同時に、沖縄を愛する人にとって忘れられない日でもあります。
首里城が火災により消失した日です。当時のことを思い出しながらこの記事を書こうと思います。

2019年10月31日未明、
首里城で火災が発生し、正殿を含む建物が消失しました。
当時は大学4年生でした。
木曜日だったことを今でも覚えています。
なぜなら、木曜日は1限目にゼミが入っていたのです。いつもの時間に起きて大学に行くと思っていましたが…朝起きて何気なく手に取った携帯に来ている通知を見て唖然としたのを覚えています。

沖縄県紙である琉球新報、沖縄タイムスを初め、全国のメディアのアカウントから「首里城で火災が発生」(確かそうだったはず…)と速報を打っていのです。
信じられない気持ちを抑えながら琉球新報の記事を読んでいました。
読み終わると直ぐに台所に行き、「首里城が燃えてるってよ」と母親に言っていました。家族はみな知っていたので、驚きつつも信じられない気持ちが大きかったです。
衝撃を受けながらも大学の講義は待ってくれないので、慌てて支度をして大学に向かいました。ゼミ室に入っても話題は首里城。
ウチナーンチュにとってアイデンティティの象徴で、琉球王国時代の政治の場であった首里城が焼失したことは、心の穴がポッカリ空いた感覚でした。
首里城の火災鎮火の速報が入ったのは数時間後の午後1時過ぎ。正殿は焼け落ち、周辺の建物にも炎上したと知り、展示されていた文化財は無事だったのかと不安になりつつも、再建に掛かる年月を考え、再び首里城を見ることが出来るのかという思いもありました。

あの日から4年が経ち、
県内外、国内外から寄付が集まり、再建に向けて動き出しています。
再建への思いを語る人々から話を聞くこともありました。
その中で何ができるのか、再建した首里城に何を願うのかと日々自問自答しています。
また美しい首里城を見たい
見せる再建として、再建の過程を一般公開しています。世界遺産に認定された遺構を見ることが出来る貴重な機会。時間を作って首里城公園に行き、ゆっくり回ってみたいと思います。

そして、首里城焼失から4年がたった今日
「第7回世界のウチナーンチュ大会」が開会します。6年前の第6回大会で10月30日を「世界のウチナーンチュの日」に制定して初めての開催です。1年の延期を経て開催される大会には思い入れがあります。その事については明日書きます。
それではまた明日👋

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