(37)noteに励まされる

要介護3でデイサービスに通いながら自宅で過ごす義母と、体は健康で要介護1だけど家族がわからなくなったり徘徊をしてしまう義父と同居。昨日の夜も義父が上がってきて、「ばあちゃん知りませんか?」と言う。私のことを息子の嫁とわかっているか、わかっていないかは微妙。ばあちゃん、いないの?と聞くと、おれへんねん、どこ行ったらわからんねん、と言うので、私は、「何か買いたいものがあってコンビニか…自販機にジュース買いに行ったとかじゃない?すぐ帰ってくるやろうけど、私探してくるわ。」と言って玄関におりた。が、義母の靴がある。あれ?と思って部屋をのぞくと、いつも通り寝転んでテレビを見ている。「じいちゃん!ばあちゃん部屋にいてるやん。どこにも行ってないよ。」と言うと、義父は「いつもうちに通ってはる人がおるだけやろ?ばあちゃんおらんのやわ。」と……。また、義母は、家政婦さんのように思われている。この人がばあちゃんです!と言うと、えー??という義父。どこ行ってたん、と義母。義父の中の義母は、いつの時代の義母なんだろう。

私の学生時代の友だちや、子どもを通じて出来たママ友だちに、同居で義両親の介護をしている人はほとんどいない。しかし、noteで私の日記のハートマークを押してくださり、見てみると同じように実親や義親の介護に時間も体力もお金も使って頑張っている人の日記をいくつか知ることができた。心強かった。

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