（２０）義父　介護認定再申請

義父が認知症になっていることには１年前ぐらいにはすでに気づいていた。もう少し前からかもしれない。それが家族や本人に危険が及ぶものでないなら、おだやかに自宅で生活したらいい、と思う。しかし、少しずつ、家族の負担も増え、このままでは良くないかもと思いはじめた。今年2023年４月に介護申請をし、５月上旬に要介護１の認定がおりた。２ヶ月前のことだ。しかし、そこからの義父の認知症の症状はみるみると進行し、素人の私から見ても、それで1ではないでしょ、と思うレベル。日によっては、もう自宅では無理、施設に行ってもらうことも視野に入れて考えはじめないと、と思うことが何度もあり、夫に相談して先週認定の見直しを申請した。夜遅くの徘徊、早朝の徘徊、炎天下の徘徊、夜中に義母が「じいちゃんがまたおかしいねん」と私と夫を起こしにくる。様子を見に行くと、そういうとき義父は夫のことも私のことも、誰かわかっていない。誰かわからない人に説教されて苛立っている。自分は早く家に帰りたいのに、外に出てはダメだと言われイライラとしている。７月に入ってからそんな症状が５日間ほど連続して続き、私は体力もだけど気持ちも疲れ、ケアマネージャーに認定見直しをお願いした。施設に入るには要介護３以上、という決まりがあるからだ。見直しをしてもらったところで要介護３になるかどうかはわからない。２かもしれない。でも、２では特養は入れないから…そのときはいざとなったら老健か…。経済的に、民間の施設は無理なので特養や老健の二択になるだろう。