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だって恋をした。【TULLY’S 桃のフロマージュミルクティー】


これは恋だ。



ふわっふわの生クリームが淡い桃色に覆われ、西陽の薄ピンクに染まる雪山のようなミルクティー。


さらにその上に薄く削られたホワイトチョコのトッピング。


ホイップの雪山、桃色シロップ、粉雪。


最高。正義。



ごろごろと角切りにされた桃の歯応えを感じた瞬間、その果肉感に一人でニマニマ…


今のタリーズでメインなのはあのポップコーンラテなのだと分かっている。
カウンター頭上にある看板のメニューでもトムとジェリーが踊っている。今の主役は僕達だよ、と。



一方このピーチミルクティーはといえば、カウンターに広げられたメニューの右上で、本腰入れるわけでもなく、それでいてキュートな桃色による視覚的効果を狙って自らを上品にアピールをしている。

良い意味で肩の力が抜けている感がある。



もし彼女に目を留める人がいたならば、あらあなたセンスいいわね、とでも言いそうな雰囲気をまといながら。




トムとジェリーがクラス一明るく活発で人気のある女の子だとしたら、このミルクティーは大人しいけれどもよく見ると顔立ちが整っていて美しい黒髪の少女みたいな存在。



もうこれは国民的美味ドリンクコンテストで優勝すべきだろうし、もしこれが宗教だったとしても私は1mmの疑いも持たず即入信している。
ピーチミルクティー教。



今の私の血液の2/3はこのミルクティーで出来ていると言ったら過言だけれど、そう表現したいくらい気持ちが持っていかれている。


4月14日からTEAシリーズの新メニューが出るみたいなので、そうなるとこのミルクティーの存続が危ぶまれる。今のうちに飲んでおかないと。


重度な依存症。
そしてメニューから消えた日には桃のフロマージュミルクティーロスになるんだろう。

誰かこの恋心、わかってくれる人いないかな。

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