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竜田揚げと奈良の関係

今日のランチで、「秋じゃないけど、今日は竜田揚げ」と言って、テーブルに、ごぼうの竜田揚げが出された。

「秋じゃないけどって?」って不思議な顔をしていたら、「竜田揚げの語源知らないの?」と言われ、ググってみたら・・なんと、竜田揚げの語源は、奈良の竜田川の紅葉に由来があるとのこと。Twitterも検索してみたら、結構Tweetされていた。

しかも、奈良では、「竜田揚げプロジェクト」も実施されているらしい。

竜田川といえば、子供の頃に「坊主めくり」をして遊んでいた百人一首の中の在原業平の「千早ぶる神代もきかず竜田川からくれないに水くぐるとは」を見るたびに、うちの近所に流れている竜田川だ・・と思っていたのを思い出す。

しかし、私の子供の頃は、竜田川は汚い川と言われていた。竜田川は大和川の支流で、大和川が日本で最も汚い川だと発表されたと小学校の先生から聞いて、痛く衝撃を受けた。「自然いっぱいの奈良の川が日本で一番汚いなんて、一体どうゆうことだ!」と子供ながらに怒りさえ感じた。そして、当時、市役所に行って、市内の土壌汚染などについてまとめられているデータ集をもらって、レポートを作った。よくわからない数値がいっぱい書かれてたけど、やっぱり生駒は汚染されているのか・・とさらに衝撃を受けた。

そんな子供時代には知らなかったけど、奈良県の大人の間でもその課題意識は広がっていたようで、大和川をきれいにするためのプロジェクトも実施されていたようだ。今では、実家の近所の大和川も竜田川もきれいになったのは、こういう取り組みのおかげだったのだと、感謝したい・・。

時は流れ、奈良を離れて30年が過ぎた私が、ランチの竜田揚げから、竜田川のことを思い出すことになった。

改めて思うけど、故郷のことって、知ってるようで全然知らない。そして、住んでいる東京のこともやっぱり知らないことがいっぱい。いろんな人の人生が織り重なって作られてきた地域の文化に、もっと興味を持っていい年齢になったんじゃないかなと思う今日この頃であります。


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20代に起業して、30代で会社を売却、テレビに出たり、本を書いたり、40代には、ダボス会議のヤンググローバルリーダー、霞が関で働いたり、社外取締役をしたり、50代になって、新たな一歩を踏み出したくて大学院に進学。さて次は?http://kumifujisawa.jp