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はじめまして〜名前の由来〜


オープンの際のチラシ

Herbosthé=Herb+boost+thé

造語なんですけど、ハーブと紅茶でアゲてこ!っていう意味なんです。
植物療法を勉強していますが、ハーブってリラックスのイメージが強いですが、
他にも身体にいろいろ嬉しい作用があって、滞っていたものが巡ったり、温めたり、活性化したり、はたまたちょっと落ち着けよって鎮静したり、ズキズキを取ってくれたり、上手に付き合えばちょっとした不調にさっとお手当できて、それの積み重ねで大事に至るまでに予防ができちゃう、つまり常に良い状態で居られる、
なぜかよく分からないけどなんとなくいつも不調って人が多い、現代に欠かせないツールなんです。

私の母方の家計は医療従事者が多く、母も永く町のお医者様のところで助手の様なお仕事をしていて、妹も看護師なので現代医療の恩恵はいつもありがたく受け取っているのですが、お薬やお医者様に頼るまでもないような不調の時、もっと手軽で優しいお手当方法ってないかなと思っていたところ、フランスにいた際に見かけたハーブ薬局Herboristerieだったり、ハーブが身近にある環境でした。

私の実家には、祖父が置き薬発祥の地といわれる奈良の御所出身だったからか、常に置き薬があり、ちょっと具合を崩した時にすぐにお薬が手に入る状況でした。
そのおかげもあり、私は今まで大きな病気もしたことがなく、過酷と言われる製菓の仕事に従事していた時でも、体調を崩して休んだのはほんの数回で、不死身だとか、テロメア細胞が長いのだろうとか色々言われていましたが、結局大きな不調になる手前で処置をしていたからだと思います。
現代において、置き薬のシステムはどこにでもあるドラッグストアなどに置き換わり、影を潜めているのではないかと思いますが、いざ不調になった時やっぱりわざわざ買いに行くことは近くても億劫だったり、まぁこれくらいいいやって見て見ないふりしてしまうことって結構あると思うんです。(私もそうだったので)
その積み重ねでやっぱり逆にどんどん体調を崩してしまうってよくある事で、私も40代になって今まで健康に自信しかなかったのに、慣れない不調の波がたびたび訪れる様になってしまいました。
その時に頼ってみようかなと思ったのが植物療法です。
もともと大阪の本町OL時代に、会社帰りにヨガに通っていた際、そのヨガスタジオで焚かれていたアロマに惹かれ自分も勉強してみようと思い立ち、一緒に通っていた友達と一緒にアロマテラピーを学び、1級の検定に合格しました。
その後しばらくはアロマテラピーを自身で楽しむ程度に関わっていたのですが、OLを辞めて、長年の夢だったフランスにお菓子留学したのち、ワーホリビザで少し働いたのですが、その時に目の当たりにしたフランスで日常に馴染んでいるハーブとの付き合い方が、なんだかナチュラルで良いな〜と思いました。
専門的なハーブ薬局はもちろん、普通のドラッグストアにも植物療法の商品が棚に並んでいて、スーパーにも手に届きやすい価格で、紅茶やコーヒーの選択肢の多さと同様にハーブの選択肢もたくさんあって、難しいことは特に考えず、夜や寝る前はカフェインの入っていないハーブティーを楽しむ人が多かったので、私もそれが日常になりました。

そういう経緯で日本に帰国したのちも、積極的にハーブティーを楽しんでいたのですが、フランスに比べて値段が高かったり、敷居が高いイメージがあったり
あまり美味しくないものがあったり、専門店でないと品揃えが少なかったり、とにかくまだまだ日常に溶け込むような形でなかったので、それなら私がやってみようかなと思ったのがお店を開いた経緯です。

大好きなお菓子を作るのは楽しく、10年経験を積んだら自分のお菓子のお店を持つことをなんとなくの目標にしていましたが、紆余曲折あってまずはハーブティーのお店を始めることになりました。運命ってわからないものですね*
私がお店のことで悩んでいた時に、尊敬する植物療法士の大橋香先生に、「人にはその人にとって一番よい出来事が、一番良いタイミングで訪れると思う」と言って頂き、きっとそうなんだろうなと思って流れに身を任せてみたら、案外拘っていたカフェっていう形は私にはまだ早くて、先にこの形から始めるのが正解だったんだなと思える様な、楽しく充実した毎日をお陰様で過ごしています。

きっといろいろトトノったら、将来的にはやっぱり植物療法等を活かした身体に優しいお菓子を提供できる様なカフェをやりたくなるのでしょうが、まずは自分のお店を開くことができたという達成感でいっぱいです。
これもひとえに普段から応援してくださる友人、家族、周りの皆様のお力添えのおかげ様です。いつも有難うございます。

これからもご指導ご鞭撻の程どうぞよろしくお願い申し上げます!

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