教職員組合のこと(小中高編)
学校の先生には
教職員組合っていうのが各県にあるんですね。
北海道教職員組合から始まって、沖縄県教職員組合まで、47都道府県に教職員組合があります。
たいてい、小中の先生を対象にした「教職員組合」と高校の先生を対象にした「高等学校教職員組合」とがあります。
学校の先生だと、一度は「入らないか」って誘われたことがあるんではないでしょうかね。
まぁ、入ってる人少数派なんですよ。
全国で見ると、先生全体の3割くらいですかね。新採用の先生に限ってみるともっと低くて、2割くらい。
県でもだいぶ違って、福井・山梨・三重は100%近いと聞いてますが、県全体で100人も入っていない県も。
こう話すと入らない方が良い感じですが…
個人的には、入っている方が良いと思います。
教職員組合は先生の労働条件とか、教育環境について教育委員会と交渉するんですが、ここで、大勢が入っていると交渉力が増します。つまり、現場の先生方の声が、より教育政策に反映されるようになるんですね。
組合加入率が高い県では、教育政策が良いように進んでると言われます。
逆に、組合加入率が低い県では、先生の労働条件が見劣りすることも私自身見てきました。
もう一つは、これ、自分の実体験からなんですが、組合で得られる人付き合いというか、縁って本当に良いもので。
組合と関わらなければ出会わなかったような人たちと集まって、話したことは、すごく良い思い出になっているんですね。
まぁ、色々悪く言われてもいます、正直、教職員組合。
自分も、活動に疑問を持つ場面もありました。
それでも、まぁ、入ってみるのも良いかな、くらいには思います。
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