ビッグモーター再生への一つのアイデア
世間で大きな話題ですね、
車のビッグモーターさん。
これから再生を目指すにあたり、一つ役立つと思うのは、
「ビッグモーターにも労働組合をつくること」です。
今報じられている問題、会社の「上の力」があまりに強すぎることが根っこにあると思うんですね。
そりゃ社長のリーダーシップや、上が下を従える力というのは必要なんだけれど、
それがあまりに強すぎると、いびつな形の会社になる。
労働組合は、従業員の声や現場の声を会社経営陣に届けて、交渉する。
いわば、「下から上」の力をもつのが労働組合なんですね。
パワハラ、不当な降格人事の是正を求める。
現場から見て「おかしい」と思う仕事のやり方の改善を求める。
それができるのが労働組合なんですよ。
経営陣がアクセル踏みすぎな時に、ブレーキをかけるのが労働組合って捉え方も出来ると思いますね。
会社をやっていく時に、経営者の目線と現場従業員の目線両方がいると思うんですよ。
今までのビッグモーターが経営者の目線が強すぎたんじゃないでしょうかね。
そこに現場従業員の目線を入れる。それが労働組合。
労働組合ってブレーキをかけるだけじゃなくて、現場発のアイデアを出すことも出来て、現場従業員目線で会社を成長させていく。
新しいエンジンを取り入れる、って感じでしょうか。
一つ思い浮かぶのは、居酒屋などを展開するワタミ。
労務管理で批判を浴びたことがありますが、労働組合をつくりました。
労働環境も良くなり、従業員の声が会社に活かされるようになってきています。
まぁなかなか今すぐにとはいかないかもしれませんが、ビッグモーターに労働組合、あっても良いんじゃないかと思いますね。
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