見出し画像

労働組合は意味ないか?

梅雨の時期ですね。
こちらも明日から雨になりそうです。

労働組合、従業員の集まりで会社と働き方を交渉する団体です。
給料やボーナスを上げるようお願いしたり、現場や従業員の声を雇い主に伝えたりして、会社と交渉し、より良い働き方を目指します。

で、この労働組合って意味ないんでしょうか。

結論から言うと、「それはあなた次第。だけど、意味あるようにすれば、すごく社会人生活が豊かになる」ですね。
まぁ何だか偉そうな結論ですが(笑)

労働組合って、誰かが一方的にサービスしてくれるものではなくて、みんなで団結して(古いかな)、力を合わせて、「いま会社にこういうことをしてほしい」「こういうことを改善して欲しい」という声を上げることで、実際に働き方や制度を良くしていくものなんですね。
だから、自分は何もしない→そんな人ばかりになる→みんな何もしない、となると、労働組合って力を発揮できず、意味ないものになってしまいます。
逆にですよ、組合員(組合に入っている人)が、それぞれが自分の「こういうふうに職場を良くしたい」という意見を出して、力を合わせていけば、労働組合は力を発揮して、職場が改善され、意味あるものになります。

もう一つ。
今は転職が当たり前の時代ですね。
職場に不満や困りごとがあっても転職すれば良い、労働組合で今の勤め先をするなんて意味ない、って思うかもしれないですね。ただね、転職するにしても、少しの時間はその職場で過ごすわけですよね。
いくら転職が盛んって言っても、1日働いてすぐ転職なんてことは珍しいんじゃないでしょうか(笑)しばらくはその会社にいる。
その時ね、待遇や仕事のやり方について、会社から一方的に決められるだけ、いわば「受け身」でいるんでなくて、
現場や従業員、そして自分の立場から「こう改善して欲しい」って声を上げる、いわば働き方について自分も主体的になることは、社会人生活を豊かにすると思うんですよ。
その改善が会社のためにもなれば、短い期間しかその会社にいなかったとしても、会社とは良縁だったていうことになるんじゃないかと思います。社会人生活の質を上げるんじゃないでしょうか。

だから、労働組合ってたしかに意味ないって思う人もいるかもなんですけど、自分たちで労働組合って意味あるものにできるんですよ。
そして、転職するにしても、労働組合って社会人生活を豊かにするのに、やっぱり意味あると思うんですよ。

そんな梅雨の日の夜でした。

もし「今の会社には労働組合ないけど、あった方がいいかも」と思って下さいましたら、ぜひ日本最大の労働組合「連合」のこちらのサイトをご覧ください。
連合|より良い職場づくりポータル (jtuc-rengo.or.jp)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?