ごんちゃん

3Dアニメの制作進行です。物語、映画、小説、デザイン、アート、コミュニティが好き。コルクラボにもいます @kumiko____

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マガジン

  • コルクラボ ガーデン [CORK Lab GARDEN]

    • 1,115本

    「コルクラボのメンバーが書いたコルクラボに関するnote」を集めたゆるーいマガジンです #コルクラボ

  • コミュニティ研究ノート

  • 作品レビュー

  • イベントレポート

最近の記事

しっくりくる仕事に出会えたら、視界が急に開けた話

 今の仕事に転職して、2年になるらしい…という事実に驚いた年末。仕事とは闘うことだった私にとって、なんと穏やかな2年間だっただろう。過去に勤めていた2社の時は、1年1年を「生き延びた」感覚があったのだが、今の会社では毎日を過ごしていたら2年経っていたという感じで、とても穏やかにここまで来られた。  今の仕事に転職してから、仕事における時間の物差しが変わったと感じている。仕事内容のせいかもしれないし、もしかしたら、35歳という年齢のせいかもしれない。  まずは仕事内容の面か

    • 働くことで手放すこと。辞めることで手放すこと。

      今月はコルクラボのみんなで「決断」について考えている。 「あなたが手放したことはなんですか?」 そう聞かれてもよくわからない私は、6月末に3年ちょっと勤めた会社を退職した無職だ。 周りから見れば、大きな決断をしたように見えるのかな? まあ、実際に何かを決断したのは事実だから、ここで、退職エントリほど大げさでは無いけれど、これまでの大小の決断(選択)と、その思いを書いていこうかな…というのが今日のnote。つまり、自分語り。 で、私の仕事だけど、映像制作をしていた。

      • コミュニティ研究ノート #03 コミュニティの中で自分を知るということ

        コルクラボに入っての気づきや、自分の変化を書き留めるシリーズ、「コミュニティ研究ノート」。なのですが、そうか、まだ#03なのか…。 コルクラボにいることで、日々いろんな発見や変化があるのですが、まとめようとすると難しい。最近の私の場合、変化ははっきりくっきりしたものじゃなくて、昔クイズ番組でよくあった、「画面の一部が変化するので当ててね」みたいな、じわりじわりとしたものなのです。 ただ、ここらで書き出しておかないと、遠くへ行ってしまいそうなので、一度、絞り出してみるよ。

        • 少女たちは繭の中で何を思う…〜少女邂逅レビュー〜

          10代の女の子が持つ、儚いような、苦しいような、尊いようなあの空気は、一体なんなんだろう? この話は、女の子同士の話だ。 いじめられっ子のミユリと、転校生の紬(つむぎ)の話。いじめられていたミユリを紬が助けたところから始まり、2人の関係がどんどん親密になっていく話。 ミユリが紬に抱く感情は、憧れに近いもののように見えた。でも、友人に憧れも抱いているような関係は、どこかで相手を、そして自分を信じられず、とてもバランスをとるのが難しい。 そんな自分にいっぱいいっぱいになると

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          奇跡が起こって魔法にかかった、そんなゾンビ映画 〜「カメラを止めるな!」レビュー〜

          ゾンビ映画なんて、本当に興味ないし、どちらかといえば嫌い。 でも、この作品は、何だか見なければいけない気がした。 あらすじで説明されているのは、「ゾンビ映画を撮っていた撮影現場に本物のゾンビが現れて…」ってこと。そして、開始の37分がワンカット長回しで撮っているということ。(それ以外は知らない方がいいと思って見たし、見た後もそう思う。) 37分長回しって、本当にやばい。ただでさえ大変なのに、ゾンビものなんてもう、想像しただけで血を吐きそうなくらいやばい。その認識があるから

          奇跡が起こって魔法にかかった、そんなゾンビ映画 〜「カメラを止めるな!」レビュー〜

          あなたの心象風景が見たい〜「ここから何か生まれるかも」会議 #1〜

          いい小説を書く人は、どんな人か? 小説は、どのように生まれるのか? そして、これからの作家の定義は何か?   もう一ヶ月も前になるけど、カフェマメヒコのオーナー・井川啓央さんと、テレビプロデューサーの角田陽一郎さん、コルクの佐渡島庸平さんの公開会議、「ここから何か生まれるかも」会議#1に、コルクラボの繋がりで参加してきました。 出版とは違う世界にいても、物語が好き、人の表現するものが好き、そして、今あるものの新しい仕組みを作ることが好きという私にはワクワクさせられっぱな

          あなたの心象風景が見たい〜「ここから何か生まれるかも」会議 #1〜

          コミュニティ研究ノート #02 「be」が軸のコミュニティって、何だ?

          コルクラボに入ってからもうすぐ二ヶ月…。 出張なども重なり、なかなかオフラインでの参加ができず、ラボの掲示板やスラックを眺めたり、いくつかのイベントに参加したりと、それなりに参加してはみたけれど、コルクラボについて、まだまだ分からないことだらけです。 それでも、分からないときに、分からないことを、分からないと書くことがこの「コミュニティ研究ノート」だと思うので、えい、素直に書いてみよう!というのが、今回のnote趣旨だったりします。 今思っている第一の疑問は、 「本当

          コミュニティ研究ノート #02 「be」が軸のコミュニティって、何だ?

          心に残るのは、少し厳しい正直な言葉

          「人生で一番嬉しかったこと」はなんですか? 私が参加しているコルクラボで先日、漫画家のこしのりょう先生(こっしー)が主催する漫画倶楽部が開催されていて、参加したメンバーたちの絵がTwitterで流れてきました。(私は不参加でしたが…) 漫画のお題が、「人生で一番嬉しかったこと」。流れてくる様々な嬉しかった思い出を見ながら、自分のことも考えてみたのですが、最初に浮かんできたのは、自分の人生の転機となる瞬間でも、大事な人がくれた言葉でもありませんでした。 私は大学を卒業して

          心に残るのは、少し厳しい正直な言葉

          コミュニティ研究ノート #01 「さらけだし」としっぽ取りの記憶

          どうやら、コミュニティには「さらけだし」が必要らしい。 コルクラボの活動指針には、「さらけだす」という言葉が記されていて、メンバーのみんなも、ことあるごとに言及しています。 「これは大変そうだ…」が、私の最初の感想でした。 私は、「さらけ出す」ということが、物心ついたときからとっても苦手で、何事もうちに秘めるタイプです。 小学生のときにあった「好きな子いるの?」っていう会話、「将来は何になりたいですか?」っていう授業、可能ならば全てパスしたかった。「好きな子いるの?」

          コミュニティ研究ノート #01 「さらけだし」としっぽ取りの記憶

          コミュニティ研究ノート #00 自分が実験台になってみる

          2018年3月から、「コルクラボ」というコミュニティに参加しています。 「コミュニティ」という言葉は、私が尊敬していたり、発言をフォローしている方々みんなが口をそろえて言っていることで、フォロワーの私自身も、これからますます必要になってくるものだと実感しています。 以前noteでコミュニティについて書いてみたのですが、その可能性や重要性は感覚的に「ピンっ」と来ていても、実際には分からないことだらけ。 ・コミュニティってどうやって作るの? ・コミュニティってどうやって機

          コミュニティ研究ノート #00 自分が実験台になってみる

          自分の「好き」がやっぱり尊い

          先週の金曜日、仕事をちょと早めに切り上げて、映画「勝手にふるえてろ」を見てきました。 映画を見た後に、いろんな方のレビューを漁るのが習慣なのですが、そんな中に多く見られたのは、「ヨシカ(松岡茉優演じる主人公)は私だ」という声。そして、わたしもその一人です。 ヨシカ、本当におかしな子なんです。世間的には「こじらせ女子」(この言葉、いろんな複雑さを無視している気がして好きではないのだけれど)。こんな子が会社にいたら異常…とも思われてもおかしくないような子でも、「私だ」と感じる

          自分の「好き」がやっぱり尊い

          アップデートできるのだ、ビジョンがあれば。

          「そうだ、アップデートだ。」その言葉は、急に私の心臓に飛び込んできた。そんな言葉、とっくに知っていたのに。日常的に使っていたのに。 その言葉が私を捉えたのは、昨日見たabemaTV「徹の部屋」視聴中のこと。 幻冬舎社長の見城徹さんがMCというよりは、ホストになって、ゲストとトークをするもの。昨日(1月28日)のゲストは、家入一真さん(CAMPFIRE代表)と、ゆうこす(モテクリエイター)。途中から、幻冬舎の編集者、箕輪さんと設楽さんが加わって、どう見ても「見城さんの部屋」

          アップデートできるのだ、ビジョンがあれば。

          バラバラだったものがつながる瞬間

          何かに一人前になるには、1万時間の積み上げが必要だ。 というのは、よくいわれていることだと思うのですが、最近、もっと緩やかな感じで、この言葉を実感する出来事がありました。 私たちには、「一流」まではいかなくても、「わかりたいな」「理解したいな」ということがあると思います。私でいうと、例えば百人一首がそれなんです。(あくまでも、趣味・雑学の領域ですが) 祖母の影響で、小学校低学年で、カルタ気分で遊んでいた百人一首。中学生のときに、冬休みの宿題で百人一首の暗記が出たときに一

          バラバラだったものがつながる瞬間

          「○○することに決めている」って言う人への憧れ

          何気なくしている会話の中で、とある著名人のインタビューの中で、ふと気になって一度立ち止まってしまう言葉。「○○することに決めている。」 これって、みんな持っているものなのでしょうか? 私、実はそういうことがないんです。何も決めていない。朝起きてすることも、会社に着いたらすることも、寝る前にすることも、何も決めていません。もしかしたら、いつも一緒のことをしているかもしれませんが、特に決めてやっていることや、マイルールはないんです。 だから、すごく憧れます。「○○することに

          「○○することに決めている」って言う人への憧れ

          私たちは所属にこだわりすぎている?

          日本人が海外で、自分の会社を説明するとき、“I belong to ~company.”という言葉を選ぶ日本人が多く、それに対して外国人は違和感を覚える。という話を聞いたことがあります。 個人的「働き方改革」に着手しようとしている私。そこで最近思うのが、「会社にこだわらなくてもいいよな」ということ。 幼稚園、小学校、大学…私たちは、物心ついたときから、どこかしらに所属していました。それは疑いようのない当たり前のことでもあり、安心材料でもありました。 大学を卒業し、すぐに

          私たちは所属にこだわりすぎている?

          これからのエンタメはコミュティが基礎になる?

          「コミュニティ」って言葉、ここ数年でずいぶん聞く機会が増えましたよね。私も、番組制作をしている中で、日本の地方をより良くする「コミュティデザイン」の事例に何度も出会い、「なんてすばらしいんだ!!」とワクワクしたものです。 でも、この動きがブームになってくると、そこにビジネスチャンスを見いだす様々な人が参入し、全てが全てすばらしい取り組みではなくなってきたように思います。だから、「このブームに迂闊に乗ってはいけない。」と、勝手に警戒していたのです。 でも、今改めて思うのは、

          これからのエンタメはコミュティが基礎になる?