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#70 「ねえ、CAにはならないの?」という質問

こんにちは、くみです。

親がエアライン勤務だと聞かれる質問

これは、同じ境遇の人だと
「あるある」だと思うのですが、
両親共にエアライン勤務だとわかると、
必ずと言っていいほど聞かれた質問

それがタイトルにもある質問。
「ねえ、CAにはならないの?」
(最もその時はスチュワーデスと
言われていたけど)

両親が普通に会社員だと、
「ねえ、会社員には将来ならないの?」
とは聞かれないのに、
私の父がチーフパーサーで、
母が元スチュワーデスだと
なぜか絶対聞かれる。

チーフパーサーとスチュワーデスも会社員
だけど、特別枠なのか・・・・
これはパイロットとスチュワーデス、
エアラインの地上職とスチュワーデス
という組合わせでも同様。

幼い頃の夢はスチュワーデス

私の幼い頃の夢はスチュワーデスだった。
幼稚園くらいから高校1、2年生くらいまで。
父がパリッとした制服をきて、
空港にいく姿はカッコよかったし、
現地の話も楽しかった。
海外に憧れがあった私にもなんとも魅力的だった。

でも少し大人になって、気づいてしまったのだ。
海外にいくのは好きだったけど、
私は海外にどっぷり浸かりたい、
住みたいのだった と。
日系エアラインのスチュワーデスは、
月に20日くらい勤務でどこかに
いくけど、ベースは日本。

その頃は、
「海外系エアラインだと海外をベースにし、
 外国を往来する」
ことに気づいていなかったし、
そもそも新卒は採用していなかったので、
対象外だった。

もっと早い段階で気づいても良さそうなのだが、
我ながら、結構アンポンタン。

CAに向く人ってどんな人?

私はCAにはならなかったけど、
CAは相変わらず人気職業。

両親がエアライン勤務、
兄の奥さんが元CA、ついでに
夫の弟エアライン勤務、
その奥さんも元CAという
まさにエアライン勤務家族に
囲まれた私が考える、
CAに向く人ってこんな人。

笑顔で接客できる
体力がある(結構力仕事です)
なんなら重いものも軽々持てる
どこでも、いつでも寝れる(重要)
常に時差のある仕事です

長く働くなら考えるべきポイント

家を数日あける

これ、結婚しても夫婦共働きだけなら
全く問題ありません。
問題は、子供が生まれた後。
国内線ならまだしも国際線を飛ぶ時は
家を数日あける。
そして月に20日ほどいない。

その間の子供のお世話はどうするのか?
旦那さんがワンオペで頑張れるなら
素晴らしいです。
もし頑張れないなら、
外部リソース(タスカジやキッズライン)を
使う、双方の両親のサポートをもらう
こんなことも検討していく必要があります。

兄の奥さんは第一子を出産後、
国際線復帰。
その生活は見ているだけでもハード。
本人は数日間家を空けるから
その前には準備を色々。

我が家の場合、兄夫婦と両親が
近所に住んでいたので、
義姉がフライトでいない間は
両親による子供の送迎。

兄は仕事が忙しく、
(多分に会社のカルチャーがあると思う)
6時頃家を出て
帰宅するのは10時
という生活をしていたので
子供は朝の6時頃、両親宅へ移動。

仮眠後朝ごはん、
両親の送りで保育園
夕方保育園へ祖父母によるお迎え
夕飯、お風呂両親宅
子供寝かしつけ
夜10時過ぎ、兄がピックアップ

こういう生活パターン。
あと、表面的には見えないけれども
考えないといけないこと。
20日間、家にいないので、
CAである親が寂しいということ。

これは結構切実。
子供って昨日できなかったことが
今日できてたりするし、
一瞬一瞬を見逃してしまう。

ただ、こういう点をクリアすれば
私自身はCAという道を
選ばなかったけど、
両親の友人や兄の奥さん、夫の弟夫婦をみても
素敵な人も多いなという素朴な実感。

これを読んでくださる方で、
もしCAを目指したいと思うかたがいたら
参考になると嬉しいです。







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