母が子供に読ませたいオススメ絵本
ナレーターの熊崎友香です。2歳と4歳の子供を育てながら、テレビ東京のワールドビジネスサテライトなどのナレーションをしています。
絵本が好きで、産後いつのまにか集めた絵本は500冊。
今日はその中から
子供の反応は抜きに、自分が個人的に内容を気に入り、好んで子供に聞かせている絵本ベスト5。ホッコリいい話でもあり、ポロリ涙するような絵本を5冊ご紹介します。
第5位 「だいじょうぶ だいじょうぶ」
ちょっと気弱なぼくが、おじいちゃんに「だいじょうぶ だいじょうぶ」と励ましてもらいながら、色んなことを乗り越えて行くお話。何度もだいじょうぶ、だいじょうぶと口に出すうち、こちらまで励まされ、何とかなるような気がしてくるし、子供も壁にぶつかったら思い出してもらいたくて、何度も読んでいます。
やや長いです。
第4位 「すってんてんぐ」
山にいたてんぐが、人間界に降りて仕事をしなければならなくなった。様々な仕事に挑戦するものの、長い鼻が邪魔をしてうまくいかない、、、でも、てんぐには誰にも負けない特技があった!
色んな環境で挑戦するけれど、うまくいかない、しかし諦めないてんぐの姿を見て、どうか我が子も、自らの得意なことを活かした、良い仕事に出会えますように。と祈りたくなる絵本。
第3位「ぼくのママはうんてんし」
電車好きの長男のために買った絵本。パパが看護師、ママが電車の運転手の、共働きの両親の家のお話。主人公ののぞむは、ママの誕生日にサプライズをしようと画策をする。
共働きの家の絵本って、なかなか珍しいです!
しかも、運転手のママは夜勤、泊まり勤務もあり、のぞむの家の様子が、電車の時刻と一緒に実況形式で綴られています。
これも長めですが、ママの誕生日にサプライズをしようとするのぞむと、育児と仕事を両立するママの様子に、最後は、目頭が熱くなります!
第2位 「泣いた赤おに」
懐かしの絵本です。鬼というと、悪役が多いのですが、この絵本は、赤おにも青おにも、良い鬼です。そして、お互いを思いやる、友達思いの2人。人間たちと仲良くしたい赤おにと、自分を犠牲にして、その願いを叶えてあげる青おにのやりとりが素敵です。
こんな友達ができてほしい。そんな願いを込めて、真剣に何度か読んで、4歳の娘が、クライマックスで、ホロリと涙を流した時には、心の中でガッツポーズをしました。
第1位「ちょっとだけ」
最近人気の絵本です。主人公の女の子に、弟が生まれ、ママはとても忙しそう。その女の子が、さみしい思いを我慢して、「ちょっとだけ」様々なことに自分で取り組んでいきます。しかし、最後に我慢できなくなって、ママに言うセリフが可愛い。友人に教えてもらいましたが、初めて読んだときは、涙が出ました。兄弟ができるとはどういうことか、子供の目線で描かれていて、ハッとさせられます。
二人目が生まれる方への贈り物としてもオススメです!
どれも、個人的に好きな本ばかりで、独断と偏見で選んでおりますが、もし良かったら、読んでみてください。
私が子供にたくさん絵本を読んでいる理由は
「言葉が人間を作り、人格を作っていく」
という考えを信じているからです。
一人の力でできることは限られていますが、
たくさんのお子さまが、絵本を通して語彙力を豊かにし、コミュニケーション力、発信力、人を思いやれる人に育ち、優しい世界になることを願っています。
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