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ナレーションを極める43 仕事の増やし方 基本ルール

ナレーターの熊崎友香です。テレビ東京WBSや、NHKのアジアインサイトなどでナレーションをしながら、4歳と6歳の子供を育てています。

今日は仕事の増やし方についてです。

2011年、俳協に所属しました。最初の頃、予定のカレンダーは当然ながらスカスカでした。キープ(仕事の候補に挙げてもらう)もない状態、、、この時大切にしていたことから、今大切にしていることまでざっとご紹介します。

1、事務所に顔を出す

この時は、コロナもなく、アナログな時代で、「とにかく事務所に行くこと」が大事でした。事務所のありとあらゆる、ワークショップに参加し(今思えば、先輩方が開いてくださるこのワークショップ がなんとありがたかったこと)勉強しながら、事務所にく理由もつき、頑張っている、やる気があるアピールに繋がり、最高でした。

2、挨拶をする

養成所に一年通ったとはいえ、直接お話ししていないマネージャーさんからお仕事をいただく、ということはなかなかなく、とにかく、名簿で顔を覚え確認して、初対面のご挨拶をする。「はじめまして。ご挨拶してもよろしいでしょうか。ボイス@期の熊崎友香と申します。NHKでリポーターをしていました。報道番組を目指しています。よろしくお願いします」ここまでいえたら完璧ですが、名前を言って終わりでしたね。。。空気を読みながら!あまりゴリ押しして嫌われても。。。という気持ちが先に立ってしまって。

3、飲みに行く

そのうち、誰かのつてで、飲みに誘われたりするようになりますので、極力参加していました。

4、初仕事

そんなことをしているうち、初めての仕事が入りました。たくさん準備をして、遅刻厳禁。一生懸命やること。これが、次につながるか。繋がらなくても、合格点となるか。ある程度満足いただける仕上がりになるか。ここが大事ですね!!マネージャーさんも心配してついてきてくれました。ここの会話も大事ですね。何をしたくて、何を考えているのか。理解していただき、距離をグッと縮めたいところ。

5、名刺交換をしたらお礼状、御礼メール

これはやっておりませんでしたが、今思えば、これをしていれば、もっと広がっただろうなという反省を込めて。

6、反省 映像の確認 原稿の反復

原稿を持っていたら、帰宅後、どうよめば良かったか、どう振る舞えば良かったか、反省。完成の映像ナレーションが見られれば、改善点。良かったところ、悪かったところを確認。これができていれば、私ももっと飛躍するだろうという反省を込めて。。。

7、日々の発声、滑舌、テレビ、他のナレーターさんの研究

8、SNSの発信

9、ハッシュタグを増やす、知ってもらう

自分の特徴、野球が好き、NHKのリポーター、子供がいる。千葉県出身、ダイビングと旅にも詳しい。その辺りをマネージャーさんや、クライアント、ディレクターさんに知っていただくと、それだけでも仕事につながります。

10、現場には手土産持参 お歳暮お中元も時には送る 季節のご挨拶お手紙も

11、仕事始まる前、終わった後、マネージャーさんにお礼のLINE

とにかく、コミュニケーションを多く!!コロナ下ですが、時間があれば、長い雑談を楽しみます。電話をいただき時間がありそうなら、笑えるような楽しい話を。メールもラインも楽しく軽く。仕事くれくれ、が前面に出ていると、嫌がられます。

12、いただいた感謝を忘れない

仕事をいただいたことを、当然と思わず、感謝し、形に表す。メールのお礼、小さなプレゼントなど。

全て基本的なことですが、これを続けていて、おかげさまで10年、うち、出産で二度、3ヶ月お休みをいただきましたが、お仕事を継続的にいただいています。感謝です。


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