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3月 5日(日)

【 招きの御言葉 】
    神の国を求めなさい。
 そうすれば、これらのものは加えて与えられる。
 小さな群れよ、恐れるな。
 あなたがたの父は喜んで神の国をくださる。
    ルカによる福音書12章31-32節

3月に入り、日差しが温かくなってまいりました。桜の開花予想が気になります。ここ数年、教会では3月の下旬に春の墓前礼拝を行っています。教会墓地のある霊園は桜が沢山植えてあり、いつでも入れるそうです。墓前礼拝が桜の満開の時期にかかるとお花見をしながら墓前礼拝ができるとI.Nさんは墓前礼拝での桜を楽しみにされていました。
昨年の墓前礼拝は、丁度開花予定の時期でしたので、みんなでお弁当を持っていって、墓前礼拝の後にお墓の前で食べたのを思い出します。


河津桜は満開

今週の11日(土)は、東日本大震災の記念の日で12年目になります。福島の事故のあった地域も桜の名所があって、誰もいなくなった町の桜並木が満開ですと以前報道されていました。そしてトルコの地震からも1ヶ月が経ちました。ここでも多くの方が被害に遭われ多くの方が亡くなったとのことでした。
丁度受難節の時期に当たるこの季節は、華やかに見えながら、悲しさも感じる淡いピンクの桜の花がいろいろな思いを包み込んでくれるようです。
「天が下のすべての事には季節があり、すべてのわざには時がある。生るるに時があり、死ぬるに時があり、……戦うに時があり、和らぐに時がある。……神のなされることは皆その時にかなって美しい」(伝道の書3章1~11節)

教会の35周年の「記念誌」がいよいよ完成します。ここに教会が建てられた記録、そしてその後の熊取教会の「使徒行伝」として、小さな教会に主が働いてくださり、一人一人を導いて下さっている感謝がこめられた一冊です。


寒暖の差がありますが、それでも少しずつ温かくなってまいりました。みなさまのこの一週間の歩みが祝されますようにお祈りいたします。お元気でお過ごしください。

2月26日・礼拝説教要約
説教「しるしとして生きる」 濱田辰雄牧師
エゼキエル書24章15-27節
 神はエゼキエルに、ほどなく妻が死ぬがそれでも決して泣かず嘆かず、何事もなかったかのようにふるまえ、と命じられた。
 この出来事の背景にバビロン捕囚の悲劇がある。エルサレムではバビロン捕囚の前、権力者たちが弱き人々を蹂躙して、流血の町と化していた。この罪によってエルサレムの主だった人々がバビロンへと捕らわれていったのである。
 エゼキエルの妻が死んでも悲しむ素ぶりを見せなかった時、周りの人々は「その態度はどういうことを意味しているのか」と問うた。その答えは、エルサレムが流血の町となった時人々が嘆かず涙を流さなかった罪をあらわしたのである。エゼキエルは神の愛とその嘆きを世に示す「しるし」となったのである。

◇次週の主日礼拝◇ 
3月12日(日)午前10時15分  
説教『尊い、生きた石』 濱田美惠子牧師
聖書:ペトロの手紙一 2章1-10節
讃美歌:29、197、297、504、27
交読:詩編26編1-8節