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汕頭旅行 振り返り:中国でのドライブは比較的快適だけどバイクには注意

水曜日から土曜日まで汕頭旅行に行きました。といってもただただ南澳岛というところに滞在していただけでしたが。

しかも、島内をうろうろすることもなく、基本的には看護師Kさんのマンションでゴロゴロしてて、気が向いたら外を散歩するだけという贅沢な時間の使い方。折角のレンタカーも宝の持ち腐れになってしまいました。

さて、レンタカーを借りたのは看護師Kさんですが、運転の99%はわたしがしました。最初の100メートルくらいKさんが運転しましたが、彼女のあまりの怯えようにこれは無理だと判断し、汕頭市そして南澳岛まで約500kmを走破しました。

帰りはルートを変更して450kmほどのドライブになりました。

日本でも長距離ドライブの経験はありましたが、今回は中国での初ドライブ、そして左ハンドル右側通行ということで、かなり緊張したのですが・・・汕頭市内以外は快適そのもの。特に心配するようなことはありませんでした。

高速道路もほとんどが4車線。しかも郊外に入ればほとんど車もいません。さらに、最近の車の安全装備がすばらしくて、左右の車線に後続車がいる場合、警告してくれます。ですから車線変更できるかどうか悩む必要はありません。

帰りは車の装備にもなれて、クルーズコントロールを設定できたので、さらに身体的な負担を軽減できました。

ただ、中国で運転していて日本と違うなと思う部分もありました。

まずは「渋滞時の意味不明な車線変更」です。

とにかくすこしでも先に進みたいと思うのか、左右へバンバン車線変更します。わたしは基本決めたレーンを進むスタイル、しかも車間距離多めなので、目の前に車が入りまくります。そして、その割りこんできた車はまた車線を変更します。

しかし、わたしとその車との距離はさほど離れません。目の前でウロウロしている車は絶えずウロウロしています。真っ直ぐ走ってほうが楽じゃない?と思うのですが、彼らはそうは思わないようです。

また料金所でも無理矢理列に割り込もうとする車が多くて参りました。特に中途半端なSUVにそういう傾向があるように思えました。そんなに割り込みたいなら周りがドン引きするような高級セダンに乗れよと思ったりもしました。

ここまで書いてきて、昔福岡の太宰府かなんかのインターも大変だったことを思い出しました。中国に来た母が、「ここは40年前の日本だ」としみじみと言っていましたが、今の中国は日本もかつて通った道かもしれません。

また、汕頭市内のバイクと電動自転車は、本当に危険です。

彼らは信号ではなく、自分の直感を信じて運転します。安全であればGO!多少危なくてもGO!といった感じです。南澳岛から汕頭へ戻る途中、高速道路に乗る前の1時間ほどの間に、3件も事故を目撃しました。ひとつは車と車の事故でしたが、それ以外は電動自転車もしくはバイクが車の下敷きになっていました。

本当に恐ろしいです。

看護師Kさんの説明では、昔は信号もなかったし、車もそれほど多くなかったから自由にバイクを運転できた。その文化が残っているだけだよと言います。

しかし、それを文化と呼ぶべきなのは、ちょっと疑問に思いましたし、あの適当な運転が文化だろうが習慣だろうが、改善した方が絶対にみんなのためになると思います。

では、また中国で運転したいかって?

もちろん運転したいです。

経済的自由があるなら自家用車を持ちたいくらいですが、すでに駐車場は飽和状態ですし、ナンバー取得にも大金が必要と聞きます。誰かが使ってない車をリースしてくれるなら喜んで!ですが、そんなおいしいお話しはそうそうないでしょうね。

そんなことを考えてました。
今日も最後まで読んでくれてありがとう。また明日。

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