iPhone15 Pro Maxへの買い替え：中国人高校生の意外な心配と、中古品買取業者への不信感

ことしの1月に、iPhone14 Plus を iPhone15 Pro Max へ買い換えました。

Plus も Pro もサイズはほぼ同じなので、気づかれないと思いましたが、高校生の観察力を軽く考えていたようです。

教室に入ると、すぐに生徒たちは「先生、スマホ変えたの？」と騒ぎ出します。

そして、今まで使っていたiPhone14 Plus はどうしたのかと聞かれました。

iPhone14 Plus は、Appleにて下取りに出したと話すと、それは良い方法だと生徒たちは言います。

そして、その理由を尋ねると、Appleなら人を騙さないけど、通常の買い取り業者なら適当なコトを言って安く買いたたくと言います。さらに、わたしが日本人だから騙しやすいと思われていると主張します。

それで、最近の下取り業者は専用の端末で下取り金額を提示するので、外国人だからといって金額が変化することはないのではと質問してみました。

すると生徒たちは、わたしの考えは甘いと言います。

生徒たちは、端末を操作しているのは人間なので、わたしがわからない方法で端末に指令を送り、見積金額を不当に下げている可能性があると言います。

生徒たちの話していることが本当かどうかわかりません。ただ、すべての生徒たちが口を揃えて「スマホの買い取り業者なんて、人を騙すのが仕事だし、外国人を騙すなんて常識だ」というのが興味深いです。

彼らの主張は2つの要点にまとめられます。

ひとつは、中古品買い取り業者は詐欺師だっていうポイントです。

業者は適正価格で買い取りするつもりはなく、こちらが油断を見せれば騙してくると生徒たちは信じています。

確かに、わたしも日本の買い取り業者に不信感があります。

そして、中古品買い取り業者に高く買い取ってもらおうという気持ちを持たないようにしています。

何かを処分するときにゴミに出せばゴミ処理代がかかる。

でも業者に持ち込めばもしかするとランチくらいは食べられるかもしれないと考えるくらいです。

ですから、このひとつめのポイントについて言えば、理解できます。

しかし、ふたつ目のポイント。外国人を騙すのは常識というところには違和感を感じます。

買い取り業者が、外国人を騙しても構わないと思う理由はなんなのでしょう。同胞でない人から搾取するのは構わないということなのでしょうか。

それとも、わたしが外国人だからという理由ではなくて、日本人だから騙しても構わないと思うのでしょうか。

この辺りを突き詰めて質問すると、収集がつかなくなったり、別の面倒な問題を引き起こしそうになると思い、議論を避けました。

ただ、職業に対する偏見、さらには人種に対する偏見というものが根強いと感じました。さらに、自分も同様に根拠に乏しい先入観に縛られているだろうなとも思いました。

さて、わたしは中国に出張するようになって13年、そして中国で暮らして9年目ですが、騙されたことは特にありません。

しかし、东莞の常平駅（現在の东莞駅）から、とあるホテルにタクシーで移動するときに50元と言われて、了承して乗り込んだら歩いていけなくもない距離だったことがあります。

ホテルのフロントで、そのことを話すと5元が相場だねと言われました。つまり「ぼったくり」にあったわけです。

さらにフロントの方は、次に駅に行くときは自分に声をかけてほしいと言います。それで、5元で連れて行ってくれるのと聞くと10元欲しいと。

意味がわかりません。

きっと、外国人だから高い金額を提示したのでしょう。そして、50元より安いでしょと真面目な顔で言い放ったホテルの方のことを今でも覚えています。

実際のところ、どうなのでしょうかね。中国でやられた〜って方、体験談があれば教えてもらいたいです。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
また明日！

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