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春節まで19日もあるのに、すでに人民の大移動が始まってる気がする件

今年の旧正月は2月10日から始まります。

ですから、本格的な休みまで、まだ19日もあります。

それなのに、すでに人民の大移動が始まっているように思います。

地下鉄にはスーツケースをもつ人たちが押し寄せています。

また普段、地下鉄を利用していないのか、地下鉄に慣れてない人を見かけます。

地下鉄の車内で、自分の目的地への生き方を尋ねる60歳くらいの男性がいました。大学生らしく若者が親切に行き先を教えて、乗り換え方法などをレクチャーしてました。

残念なことに、その男性は目的地とは逆方向の地下鉄に乗ってしまっていたらしく、次の駅で降りていました。

こんな様子ですので、車内の状況も良くありません。

扉の前から動こうとしない人たち。大量の荷物を適当に通路に置く人。さらには床に座り込む人もいたりして、比較的快適な地下鉄もこの時期だけはカオス度が増しています。

もちろん、これは今年に限ったことではありません。

毎年、春節前になると人々の移動が活発になり、それに伴って混雑したり混乱したりします。

ただ、今年は例年に比べて騒動が始まるのが早いような気もします。

中国人に話を聞いてみると、春節休みを長く取る工場が増えているそうです。

そういった企業に勤めている人たちが、一足早く故郷へ戻ろうとしているのかもしれません。

早めに規制できれば、チケット争奪戦に巻き込まれずに済むでしょうし、労働者にとっても良い話だと思いますが、しっかりと給料はもらえたのでしょうか?

いずれにしても、皆さん結構ニコニコしていますので、わたしが心配するようなことでもないのでしょう。

さて、どうして春節休みが前倒しされたのでしょうか?

いろいろ理由があると思いますが、仕事がないというのが大きな理由なのでしょう。

経済が良くないという空気、つまり不景気を実感させるようなことが、立て続けに起きています。

例えば、中国の大手自動車ディーラーが夜逃げするかのように閉鎖されたことが話題になりました。

大手ディーラーでも影響受けているわけで、小さな商店や企業は、さらに厳しい状況になっていると思われます。

大企業の倒産が続いたり、良くわからない規制が入ったりすると、今まで小さすぎて不景気の影響を受けづらかった企業も立ちゆかなくなるかもしれません。

今は、春節の前でひとびとは家族と会える、故郷へ戻れるとウキウキとしていると思いますが、春節が終わり現実へ引き戻されるときに、どんな風になっているのか気になります。

ちなみに、わたしたちは春節期間中、ずっと中国にいるつもりです。ただ友人の結婚式にでるために上海にいくことになっているのですが、予定日が2月12日だそうで・・・

チケット手配できるんかな?と思ってます。

これまで、中国の正月を8回過ごしていますが、すべて自宅でゴロゴロしてました。今年は今までと違う新年になるかもしれませんね。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
また明日!

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