中国暮らしのせいで曖昧な表現がダメになりつつあるお話
何事にも代償が求められます。
わたしが好きなモノを食べたり飲んだりし、嫌いな運動をせず、本ばっかり読んでいたので、代償としてふくよかなボディを手に入れました。もし食べ過ぎている食生活を改めて、運動を定期的にするようになれば、体型も変化していくことでしょう。
加えて、人からの影響も少なからずあります。運動嫌いのわたしでも、自転車だけは大好きでした。それは2輪好きの伯父の影響だと思います。また水泳も好きなスポーツです。またスキーやスケートも大好きです。これらは一緒に行ってくれる友人たちの影響だと思います。
そんなわけで、自分がどう行動するか。そして、どんな人と一緒に時を過ごすのかによって、自分の今と少し先を作り出すのだろうと思います。
さて、先日次のようにtweetしました。
最近、特に自分のコミュニケーションに大きな変化が生じているように感じます。主語や目的語の省略にイライラしますし、匂わせるような表現がダメになってしまいました。
まさに、ありよんさんの悩みと同じく、曖昧すぎて日本人の言うことが理解できないのです。
これは、わたしが中国で暮らすと決めたこと。そしてここでの生活が影響しているからです。日本的な言葉使いで中国語を話しても、中国人から「意味がわからない」と言われてしまいます。
それで、はっきりと意図を伝える。理由を言いたくないときも、意図を誤魔化さずに「言いたくない」と言う。そういう状況でコミュニケーションをとり続けていると、中国人よりも率直になってしまってる自覚があります。
これは、自分の中国語の語彙力が足りないことも関係しています。まるで子どものように率直な表現になりがちなんです。そして、それがどんどんと日本語でのコミュニケーションに影響してきているように思います。
そんなわけで、日本人の友人にメールやメッセージを送るときに、距離感がわからずストレスを感じてしまうこともあります。
こういった変化の原因は、自分にあるのは良くわかっているのですが、今後の日本語教師の仕事や、将来日本へ帰国した際のコミュニケーションに影響をあたえはしないかと心配しています。
ただ、妻さんからは「おしゃべり上手だから大丈夫じゃない?」と言われてますので、そんなに考え込まなくても良いのかもしれません。とはいえ、妻さん「おしゃべりが上手」って・・・その褒め言葉?も大概だと思います。
今週もnoteを読んでくださりありがとうございます。
また来週!
ぜひぜひ、サポートをお願いします。現在日本円での収入がなく、いただいたものは日本語教材や資料の購入にあてます。本当にありがとうございます。