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社会人留学を考えたら読んでおきたい海外大学受験のスケジュール(デザインスクールを例に)

途中で結婚式を挙げたり子供が誕生したり人生ゲーム感も楽しめます☆


私(くまたろう)について

・ものすごく計画的なタイプでも、全ての選択肢を比較検討してから決断を下すタイプでも、勤勉バトルサイボーグでもなくてわりとおおらかです。
・アラサー男性、非デザインバックグラウンドから所属組織の制度を使って海外大学院留学受験しました(学費は出してもらえる(厳密には返還義務があったり色々…)けど、出願から何からの一切は業務の外で自分でやる必要あり)。詳細はこちら
・結局、フィンランドの Aalto大学 IDBM(BIZ)に進学することになりました。詳細はこちら
・その他、気になることとかあればお気軽にtwitter(@kumataro_d)でDMください。

この記事でわかること

・ざっくり三十路くらいの社会人留学を目指す場合のスケジュール感(年単位)がわかる
・細かい「やっとけばよかったこと」がわかる
・英語(TOEFL,IELTS)、GRE等のテスト、スコアメイクについての体験談がわかる

留学に向けたスケジュール

TOEFL100 or IELTS7.0を目指して

私の場合、組織の留学制度は、最低限TOEFL 80or IELTS6.5あることが、選考対象となる条件。同じく TOEFL100 or IELTS7.0あればそれ以降選考プロセスで逐一スコアを求められない。純ジャパのくまたろうはまずはTOEFL80を目指すことに。
あと、IDBMのBIZのみGMAT /GREのスコア要件(GMATで550以上)があったので、それも目標にしてましたが、まあこっちはいけそうだから英語のスコアできてからやればいいかくらいに思っていてそんなに間違ってませんでした。

(おまけ)英語で伸びたなあと感じた勉強


 別記事にしたのでこちらをご覧ください!
https://note.com/preview/nc2a435bf6e5c?prev_access_key=e48771fcfae2df2310e06d7b3d981564

X(出国)ー3年

9月 習うより慣れろで無準備で初TOEFL
   →62くらい(記憶/記録なし)R18/ L17/S13/W14くらい・・・?
その後9月にもう一回と10月にもう一回受けた記録(カレンダーから発見)があるが、記憶なし・・・
問題に慣れたことにより70点くらいは取れていた気がするもののこれはやばすぎる、とちゃんと対策開始。
A*OSのお試しコース?で問題形式(先に選択肢見ろとかライティングはこうしろとかそのレベル)を確認したくらいで、後は英語を読む量を増やす(NHK Worldとか、Scientific American)とか、ひたすらiKnow!でTOEFL対策コースの単語を学習。リスニング・リーディング対策も兼ねてめちゃくちゃ発音したり(iKnow!でのシャドーイングが一番効果あったような)、レアジョブでフリーカンバセーションしたり筋トレ系(問題形式に適応するためのTOEFLスペシフィックなトレーニングでなくという意味で)が主でした。

X(出国)ー2年

4月 久しぶりのTOEFL
   →76  R21 L22 S15 W18
やっと他の受験者の1回目並みに。確かこの頃にレアジョブで昼休みに英会話を始める。
※この頃、結婚式を延期・・・大変だったなあ・・・
5月 ちょっと伸びてくる。とりあえず最低スコア達成。
   →81  R22 L24S18W17
8月 R神回もその他がダメで棒にふる
   →82  R29L19S16W18

仕事が一瞬凪だったので、通勤中はマストで単語、昼休みはレアジョブを徹底。
映画やドラマも英語字幕で見るようにしてたが、日に日に単語を覚えていくので、どんどん聞き取れるようになってくる実感があった。

あと、ネットサーフィンするときはひたすら海外大学のHPをスクロールして自分がワクワクするようなコースを調べてはそのHPを穴が開くほど読んでいたので、大学でよく使う単語のボキャブラリーが増えたような。

9月 とりあえず最低点は取れたものの、こっから100点までの伸びは鈍そう。
   てか、そもそも米国よりも欧州志望なのでIELTSでいいのでは?と
   IELTS初受験
   → OA7.0  R8.5 L6.5 S6.0 W6.5

>>>>>>>>>>>>OA7.0<<<<<<<<<<<<<<<

ということで、こっからスコアメイク全く頑張れませんでした。反省。

冬頃 卒業大学から取り寄せが必要そうな書類を取り寄せ。結局、必要だったのは
   ・卒業証明書(英文)
   ・成績(英文)
の二つくらい。出願はpdfでOKだが、オファーを受けるためにはハードコピーを郵送する必要があることが多いので、滑り止めも抑える場合のことを考えると、三通くらいは入手しておくと良いか。厳封も取り寄せてみたんですが、どこからも提出は求められませんでした。

X(出国)ー1年

3月 1ヶ月くらいQの単語を勉強しつつQの過去問をひたすら解いてGREを受験。V141, Q165でAaltoのrequirementを超えたのでここからスコアメイクできず・・・涙(IELTSと同じ)
一安心して、勉強中にずっと買うかどうか迷っていたサングラスを帰りの電車でポチる(意外とこういう節目節目でのご褒美が大事だったはず、と未だにじぶんに言い聞かせている。頑張ったじぶんにはご褒美あげましょう。)
4月 ゼミの教授に久しぶりに連絡し、refference letterの執筆を依頼・快諾いただき、ZOOMでお話し。夏頃にじぶんから近況報告も兼ねて叩き台をお送りすることに(夏頃送付、秋ごろに教授が多忙で連絡つかず焦るも最後はなんとかおちつく)。
5月 1回延期して2度目の正直の結婚式を無事挙げる!(この準備が仕事以外の時間のトッププライオリティだったので無事に終えて本当にひとあんしん。意外と始めちゃえばなんとかなるので、結婚式とか色々立て込んでるから終わってから留学準備を・・・という方はとりあえず全部手をつけちゃうのが良いと思います。せきにんは取れません笑)
8月 手始めにCV作成に着手。結果的にMotivation LetterやPortfolio作成に向けてのネタやキャリアの棚卸し・整理になったのでこの時期にやっておいてよかったです。推薦状を書いてもらう教授や上司に参考として提供するのにも役立ったのでまずはCVから手つけるのはオススメです。
秋くらい 出願校が大体決まる
10月 職場の上司にも推薦状の叩き台とともに執筆を依頼。上司も忙しいので、実質名義借りっぽい感じでした。。。(自分「スマセン、めっちゃ盛った感じになってます・・・!」 上司「ふんふんふん…すごいね笑」 自分「ッァアアッス!!」みたいなやりとり。)
11月 motivation letter着手。12月頭にドラフト完成。ひとに送ってコメントもらったりするにもあんまり出願のプロみたいな人っていないし出願先のrequirementやコースの雰囲気を一番理解してるのは先輩以外だとじぶんだと思うので、参考程度にしつつ自分でDeepLやChatGPTをうまく使って最後にグラマリーってのがいいと思います(船頭多くして・・・になったり、スケジュール管理が「〇〇さんがみてくれてるから…」で止まったりしてしまう)。
12月 ポートフォリオ着手 →中旬に完成。デザインスクール在籍中の人に見てもらう。文字が1/10くらいに、写真が1/3くらいになってビビったけど、これは圧倒的に見てもらってよかったです。
年末年始 上記資料をずーっっと修正。笑
     (この辺の秒刻み、日刻み、週刻みの攻防は以前の記事をどうぞ)

X(出国)年

1〜3月 出願/結果待ち。まつのは本当に辛かった・・・涙
4月   Aaltoへの各種手続き。AYY・HOAS等のアパートに応募。大使館にメールしてみる。学費振り込みのためソニー銀行/Wiseの口座開設。
5月   子供が誕生して育休1ヶ月。新生児育児の大変さを知る・・・何してたか正直・・・記憶が・・・(生後1ヶ月以内で子供のパスポート取得等、忙しい中でも手続きとかを進めたのはもはやゲームというかプロジェクトのようで楽しかったような記憶も)
6月   職場復帰。短期プロジェクトで急遽バチクソ激務。出国手続きがここにきて急に滞る。
7月   仕事ひと段落。やや詰みかけた出国準備を片っ端から着手。各種手続きでてんてこまいまいであります(イマココ)。
8月   下旬、家族3人で出国予定。おりえんてーしょん。
9月   学期開始予定。

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