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虫ネタまとめ

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一番近くで遊び相手になってくれる虫たちを紹介します!
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記事一覧

赤トンボの産卵スタイル

赤トンボの産卵スタイル

アキアカネとナツアカネ。どちらも、いわゆる赤トンボ。
似ているけれど、産卵スタイルはやや違います。

ナツアカネは、オスメスつながったまま空中からポイポイ降り落とすスタイル。この方法を連結打空産卵という、まるで必殺技みたいな名前がついています。

アキアカネは、泥などに産卵するタイプで技の名前は「連結打泥産卵」。そしてそれが水なら「連結打水産卵」

そんなん、毛筆体で紹介したくなっちゃうよね〜笑

こう見えて実はキレイ好きなジョロウグモ

こう見えて実はキレイ好きなジョロウグモ

丸い網を張るクモの巣は、だいたい毎日張り替えられているといいます。ジョロウグモは、さすがに網が大きいので2日に1回の張り替え。
彼らにとって大切な武器ですから。常にメンテナンスは欠かさないんですね!さすがです。

ちなみに、古い巣は食べちゃうのだそうです。材料代もったいないですもんね。リサイクルリサイクル。

カマキリの事故の季節です

カマキリの事故の季節です

昨日、カマキリ事故を見かけました。事故る理由は諸説ありでして。

ボクが好きなのはアスファルトで暖を取ってるという日向ぼっこ説。
あと、有力なのは、お腹のハリガネムシによるコントロール説。

カマキリに寄生したハリガネムシは、カマキリをコントロールして水辺に誘導すると言われています。そしてハリガネムシは水中に産卵するという流れ。その移動途中で起きた不慮の事故...

運転する皆さん。気をつけていき

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跳んで飛んでトノサマバッタ

跳んで飛んでトノサマバッタ

以前、バッタ飛ばし大会をやった時のことです。
トノサマバッタは飛びに飛びまくって、はるか向こうの草むらへと消えていきました。

さすが「殿様は違うな〜」と見届けた記憶があります。

さて、こんなに飛べる秘訣は、ジャンプ力に隠されているようです。
体の大きさは5〜6センチ。その体長のなんと20倍!1メートルほど跳べる勢いを利用して、さらに遠くへと羽ばたくのです。跳びと飛びの力を活用しているんですって

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ハチの巣の形

ハチの巣の形

ハチの巣って種類によって結構違うんですね。気になったので調べてみました。

▶︎スズメバチ|あのマーブル模様の巣!1000匹ほどがお住まい。
▶︎アシナガバチ|シャワーヘッド型。50匹と意外にこぢんまり。
▶︎ミツバチ|板状の巣。多いと2万匹にもなるのだとか!

セをウにしたら、もうそのまんまです。

セをウにしたら、もうそのまんまです。

2センチくらいのコロンとしたキレイな虫。センチコガネ。

転がさないタイプのフンコロガシの仲間。だから、名前のセをウにすると、もう生態そのまんまの名前に大変身ですね!

ボクとしてはこの虫を捕まえるのは平気。
だけど、彼らが群がってるそこの土は、土のように見えてウン...

シオカラトンボのナワバリバトル

シオカラトンボのナワバリバトル

シオカラトンボたちのナワバリ争いが面白くてずっと見ていられます。

基本スタイルはこちらの通り。
やってきた侵入者を主が追いかけナワバリから出てくれたらOK。深追いしません。この時のぴゅんとUターンするのがかわいくて、おすすめ。

「ったく」と言っているのが聞こえてきそうなくらいの雰囲気をかもしています。

そして、すぐに持ち場にスタンバイ。そうじゃないと次の侵入者が来ちゃうかもしれないので。

大切な卵と一緒に落としましょう|ハイイロチョッキリ

大切な卵と一緒に落としましょう|ハイイロチョッキリ

まだ青いドングリが枝ごと落ちていました。

これは強風に吹かれて落ちたのではなくハイイロチョッキリというゾウムシの仲間の虫がやりました。
まだまだフレッシュなどんぐりに卵を産みつけて、枝ごと切り落としちゃうのです!

なかなか豪快なお母さんです。

チョウとガの違いはあいまい

チョウとガの違いはあいまい

はねがキレイなのがチョウで、汚いのがガ?
いえいえ、そうとは限りません。見た目が地味なチョウもいれば、美しいガもいます。

実は、チョウとガの違いは、あいまいなんです。

思い切って分けるとすると、この表のような感じに。
●チョウは、明るい日中に活動。止まる時は羽を立てていて、触覚は棒状。
●ガは、暗い夜中に活動。止まる時ははねを後ろにたたむ。触覚はふさふさ。

でも、これに当てはまらない例外がた

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セミの音量は掃除機レベル

セミの音量は掃除機レベル

セミが今朝も4時頃から元気に鳴いていました。

セミの鳴き声を計測すると70デシベル。
これは掃除機と同じくらいだそうです。

ちなみに体も大きいクマゼミのほうが音量は大きく80〜90デシベル。防犯ブザーなみの音なのだとか!

あれおかしい?あしが4本のチョウ?

あれおかしい?あしが4本のチョウ?

近所のツマグロヒョウモンは、こんな暑い日々でも姿を見せてくれます。
止まっている姿を見ていると、なにかがオカシイ...。足もとがスカスカしているように見えます。

あ!あしが4本しか見えない!?

昆虫のあしは6本あるはずです。ケガか?と心配しましたが、大丈夫でした。

なんと、前あし2本は折りたたまれて隠れていて、止まる時には使わず、味見をする用に特化しているのだそうです。

足で味見?と、また

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観察で見えてくるチョウの道

観察で見えてくるチョウの道

アゲハチョウの飛んでいるルートをよく観察すると、決まった「道」を巡回しているのが見えてきます。黒系のアゲハは暗い道を、黄色系は日当たりの良い場所を好むようです。

それぞれの幼虫の食草が生えている環境がたまたま違うからという説もあるし、天敵に見えにくい場所を選んで飛んでいるという説もあります。黒系は暗い森で飛んでいると確かに見失いますからね〜。(クモの巣に引っ掛かるんじゃないか?と余計な心配をして

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トンボの暑さ対策

トンボの暑さ対策

この暑さですもん。もちろんトンボだって暑いです。

このように逆立ちポーズで陽に当たる面積を少なくして、暑さをやり過ごしていると言われています。

ほんとかな?と思って試しにやってみたら、たしかに違いました!
寝転がって日差しをまともに受けるのと、立ってなるべく日差しにあたる面積を減らしたのでは、暑さの感じ方が大違いです。

あ、涼しいとは言ってませんよ。100暑かったのが、90になる感じです。ど

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トンボの暑さ対策

トンボの暑さ対策

この暑さですもん。もちろんトンボだって暑いです。

このように逆立ちポーズで陽に当たる面積を少なくして、暑さをやり過ごしていると言われています。

ほんとかな?と思って試しにやってみたら、たしかに違いました!
寝転がって日差しをまともに受けるのと、立ってなるべく日差しにあたる面積を減らしたのでは、暑さの感じ方が大違いです。

あ、涼しいとは言ってませんよ。100暑かったのが、90になる感じです。ど

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