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最大バリュー達成のために、組織の中で個はどう動くべきか?

背景

  • 従来の組織においては、上意下達の関係性が重要であるとされてきた

    • 最大効率での目的達成を意図

      • 脇道に逸れることを防ぐ:組織の中には人が多くいるため、仕事においては最上位者の目的設定に従って脇目も降らずに突死したほうが効率がいい

      • 掛かる時間を最小化する:基本的には上位者の方が”良い手法”を知っているものであるから、経験の浅い下位者は上位者の手法を踏襲してno brainerで実行したほうがいい

    • "背中を見て学ぶ"ことを重視

      • 物事は経験してみないとわからないと考え、最下位者のうちは、まずは上位者のコピーキャットであることが良しとされた
        (一定程度プロモしてくると自分で考えることも求められてくるだろうが)

Turning point
しかし、少人数で一人一人が一騎当千であることを求められる組織においてはこの考え方は通用しないようだと気づく
では、組織の価値最大化のために"歯車としてワークする"以外に、どのように考えてどう行動することがベストなのだろうか?

Insight

  • どのような形で組織に貢献すべきか?

    • 自分自身の意見を持つと言うこと

    • 持つだけでなく、必ずexpressすると言うこと

    • それも複数(直属の上司だけでなく、斜め上、もっと上にも)に対して、expressすること

  • 自らが活動しやすい環境をいかにして作り上げるか?

    • ネットワーク密度を濃くするために、同僚・上司・社外の人の関係性を維持しておく

    • Mutual recognition の関係性を作っておくため、他者の意見をよく聞いて自分ごととして思考してレスポンスする

  • では、どのようにしてメンタルブロックを外すか?

    • 自分という個が最小単位の組織であるから、個々のワークにビジョンを持つ
      (受益者(例 クライアント)に突ってどのような状態になればいいか?そのために、次の瞬間にワークがどのような状態になっていればいいか?)

    • 自分そのものが"組織"であるから、自分についてのガバナンスは自分が持っていると認識する

*まだ、この本では掲題した問いは解決していない。サーバントリーダーシップ方面の本を読んでさらに考えたい

*こちらの記事に書いたものは本書のまとめではない。私が本書を読みながら考えたことを書き記したにすぎないことに留意されたし。

我々の間には、チームプレーなどという都合のよい言い訳は存在せん。有るとすればスタンドプレーから生じる、チームワークだけだ。


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